北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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丸山遠見の滝 (苫小牧市)

   

滝に通じる林道の下見から6年。やっと目にすることができました。

丸山遠見の滝

丸山遠見の滝 2010年5月29日撮影

丸山遠見の滝 概要

読み まるやまとおみのたき
場所 苫小牧市丸山
川名 勇払川
落差 10m
5m
形状 直瀑
地形図 胆振高丘
難易度 ★★★☆☆

丸山遠見の滝最寄りの林道入り口までのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R276 なし 徒歩20分+遡行10分弱

林道入り口は国道分岐から2.25km

国道36号線千歳市街から、道道16号線支笏湖スカイロードにはいり支笏湖を目指す。

支笏湖温泉の手前、国道453号線と国道276号線の交点で国道276号へ左折。ここから1kmほどで旧大滝村方面と苫小牧方面との分岐になるが、ここを起点に苫小牧方面へ2250m、追い越し禁止が解除され、センターラインが白色になってすぐ、左折する細い林道があるのでこれに入る。

国道から林道に左折

国道276号線から林道に左折

林道に入って直後

林道に入って直後の場所から撮影


丸山遠見の滝 2010年の記録から抜粋

林道は車で進めない

左折するとこんな看板が。この場所に来るのはおよそ3年ぶり。はたして、中の状態はいかに・・・?。

車で進めるのは、ほんの100m程度。サイクリングロードの手前で鎖ゲートがかかっていた。その手前、進行方向左手に、駐車スペースがあったので、ここに止めさせてもらう。

林道入口の看板

林道入口の看板

鎖ゲートの手前に駐車

鎖ゲートの手前に車を駐めた

下り口を探すところから始まりますが長くなるので後回しにします。まず下り口を見つけたあとからの探索記録です。

沢への下り口まで

丸山遠見の滝周辺地図

丸山遠見の滝周辺地図
赤線はGPSによる歩いた軌跡

鎖ゲートから沢の方へ歩いて進みます。以下、上の地図と一緒に見ていただかないとわかりづらいでしょうがご了承ください。

P1の3分岐の真ん中を300mほど進むとP3。P3を右折してゆるい下りを50mほどで、ピンクのリボン。

ポイントP1から赤○のついた方向へ進みます。

3分岐をまっすぐ進む

3分岐はほぼまっすぐ進む

P1から少し進む

P1から少し進むとこんな感じ

沢への下り口

沢への下り口

踏み分け道を下りていく

ここから先は、踏分道。といっても笹や草が刈られているところもあり、要所にリボンのマークもあるので、迷うことはないだろう。ただ、夏場になると、薮になるかもしれない。

地図でもわかるとおり、まずは沢に向かって下りていく。写真8、9は、下り始めてまもなくの様子。

踏み分け道の様子

旧サイト写真8 手入れされている感じの道

リボンのマーキング

旧サイト写真9 所々にあるリボンのマーキング

T字分岐は要注意

100mも歩かない内に、踏分道は沢と平行になり、川に沿う形でゆっくりと下っていく。地図の赤線は、GPSのトラックを記録したもので、これだけを見ると、道は左に90°曲がるだけの様に見えるが、実際は右にも道がついている。いわば、T字路になっている。

行きは、川の上流を目指すため、左に曲がるのは明らかだが、問題は帰り道。この分岐を見逃すと、どこまでも川と平行に歩くことになり、元の場所に戻れなくなる。どこまでもといっても、どこまで道がついているか確認したわけではないので、すぐ行き止まりになって、分岐を見のがしたことに気づくかもしれないが、いずれにしても、このT字路は要注意。

左に進んだら、すぐふり返って、来た道を確認することをお勧めする。ま、写真10で見るように、リボンのマークがついているので、大丈夫だとは思うが・・・。ちなみに写真10は、左折する前に撮影したもの。

T字分岐

旧サイト写真10 T字分岐

沢に下りたら遡行の方が簡単?

T字路から先は、一部道が崩れているところもあるが、ほんの数分で沢に下りることができる。ここから先は、踏分道を探しながら歩くより、遡行した方が簡単そうなので、サワーサンダルに履き替えて進むことにする。

川の水は、この時期でも普通の長靴を履けば、足をぬらさずに歩けるくらい。

沢の様子

踏分を探すのが大変 遡行の方が簡単?

入渓してまもなくの一コマ

入渓してまもなくの一コマ

入渓後すぐ滝の落口が見える

花を撮影した後、ゆるい左カーブの向こうに、滝の上部がみえた。入渓してほんの2、3分。あまりのあっけなさに、喜びよりも気が抜けてしまった。

滝に向かう途中、丸太橋があった。あきらかに川を渡るように作られているが、この辺は両岸とも道がない。もう少ししたら草刈りがされて、川の中に入らなくても滝を見ることができるのかもしれない。などと考える間もなく、滝の全景が見えてきた

滝の上部が見えた

入渓後3分ほどで滝の上部が見えた

丸太橋

丸太橋がかかるものの両岸に道はない

遠目に見る丸山遠見の滝

遠目に見る丸山遠見の滝

丸山遠見の滝を目の当たりにして

この滝の存在を知ってから6年目で、やっと目にすることができた。

落差はそれほどでもないが、典型的な直瀑。思った以上に風情のある滝らしい滝だ。季節的なものなのだろう、水量は多く、水しぶきが光に輝いている。逆光だったのは残念だったが・・・。

それでもせっかく来たので、なるべく良いアングルで撮影しようとするが、これがなかなか難儀。右岸から撮影すると、手前の木と、下にある岩の出っ張りが邪魔。あまり近づきすぎると、全景が収まらない。左岸からねらうと、やはり手前の2本の木が気になる。

右岸からの全景

右岸から全景を撮影

滝の上部

滝の上部

滝の中段

滝の中段

滝つぼはない

滝つぼはなさそう

過去記事はすべて2010年5月29日(土)の記録

最後に

最後も過去記事からの引用になります。

初めての林道下見から6年たってしまったわけ

早い話が、2004年秋の台風18号による被害と管理人の体調不良が理由です。

2004年8月27日(金)、かみさんと美笛の滝三階滝を見た後、この滝の下見として、滝の入り口まで車で進んだことがある。

それに先だって参照させてもらったのは、「北の街角 Snow Box」さんのこのページ

およそ1年後の2005年9月に七条大滝の次にこの滝を見ようと思っていたのだが・・・。

その年 2004年の秋、数十年ぶりの風台風の影響で、たくさんの生い茂ったこのあたり木は、ほとんどなぎたおされて壊滅状態。下見のときの面影はなく、倒木がいたるところにころがって、踏み分け道などなく、このときは即あきらめざるを得なかった。

その後も機会があるごとに、この場所を訪れて見たものの、状況がすぐ変わるわけでもなく、そのうち体調を壊したりして、6年間ずっと未踏のままになっていた。

先客さんとの会話

訪問した日、この場所によく来たという人がいて話を聞くことができました。駐車スペースに車を駐めたあとの記録です。

先客の車が1台止まっていた。時刻は11時を過ぎていたので、少し早い昼飯を取ることにする。

飯を食べおわり、出発の準備をしているところへ、先客さんが車に戻ってきた。滝を見に行くことをいうと、その昔はよくその滝に行ったものだが、例の台風以降、滝への入り口がわからないので行っていないとのこと。

  • 倒木の整理はほとんど終わっているのではないかな?
  • 熊はよく出たよ、今はわからないけど・・・

など、いろいろ話を聞かせてもらっているうちに準備完了。いざ出発。何度も行ったことのある人が、いまだにわからない滝を見つけることができるだろうか・・・ 😕

沢への下り口を探索した記録

この日の探索は、沢への下り口を探すことから始まりました。その様子をどうぞ。

サイクリングロードを越えて、200mほどやや蛇行した道を道なりに進んだ場所が、地図上のP1。ここまで来ると、倒木の山はかなり整理されていて、作業車が通れるような道が、奥までのびているのがわかる。

その道が3つに分かれている。右はあきらかに違うが、まっすぐ進むのか、左へ進むのか迷う。とりあえず、滝があると思われる左の道を進むことにする。

まっすぐな道には、ところどころ、垂直に横切る道がついていて、上から見ると碁盤の目のようになっているのかもしれない。一部の道の真ん中には、苗木が一列に植えられている部分もある。

ずいぶんと整理されたんだなと感じながら、地図上のP2に着いた。この先は、滝のある沢。

P2のやや下流側から谷を覗く。思ったよりも深い谷。沢の流れは見えず、水の音だけが聞こえる。この辺から沢に下りるのは無理だ。

P2の上流側から谷を覗くと、さっきは見えなかった沢の流れが近くに見えた。この時点で、谷を覗いた2箇所の間に滝があることを確認した。

問題は、どこから沢に降りるか。駐車スペースで先客さんに聞いた話では、何年も前に沢へ降りる道がついているとのことだったし、先のこのページでみた地図を思い出しつつ、滝を見るなら下流側から進むしかないだろうと思い、下流側へ延びる道を進む。

P3で沢のほうへゆっくり下る道を見つける。これを進むと、道を挟むようにピンクのリボンが2つ。これが沢に降りる道か?だめもとで進んでみると、まさしくこの道。

結果的に、P1の3分岐は真ん中の道を進むとP3、すなわち沢へ下りる道にたどりつくことがわかった。

訪問日
2010年05月29日(土)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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