パンケの滝への林道〜紅葉の宇津2号道路とパンケ線
2018/07/11
2005年春以来2度目の訪問になります。前回は残雪で川に下りることができなかったので今回はぜひ下から見たい。滝までの林道は大丈夫か?紅葉とあわせてリポートしてきました。
国道分岐から宇津2号道路入り口まで
宿泊した名寄から国道239号線を西興部村経由で興部町へと進みます。
町境の「ここから興部町」の看板から1kmほど、ゆるい左カーブを抜ける直前にパンケの滝への林道入り口があります。
宇津パンケの看板が目印になります。
林道入り口には「滝まで12.3km」看板がありました。
入り口から1.5kmほど走ると丈岩橋という斑渓川にかかる緑色の橋を渡ります。
丈岩橋から1.3kmほどの左手に民家があり、そこからさらに500m進むと清連橋。
清連橋を渡って100mほどで二股分岐になります。
パンケの滝へは左に進みます。
宇津2号道路〜前半4kmの様子
宇津2号道路の起点とあり、また、「滝まで8.8km」看板もあります。ここからダートになりますが走りにくいことはありませんでした。
基本道なりに進みます。起点から1.4kmほどの所に唯一といっていいかと思いますが二股があります。これは右(というかやはり道なり)に進みます。
余談ですがこの二股を過ぎてすぐの場所に、クマのものと思われる置き土産が道の真ん中に落ちていました。それほど時間がたっていなかったようで、このまま進んでいいものか悩みました。
起点から4kmのところに「滝まで4.8km」看板、その向こうに「清流橋」。
この橋から見た紅葉がきれいで思わずシャッターを切りました。
宇津2号道路〜後半2kmの様子
清流橋を渡ってからは、これまでに比べて道が少し悪くなったような気がします。それでも走行に問題となる場所はありませんでした。
橋を渡ってから2kmほどで前回車を駐めたスペースに到着。
宇津2号道路の終点のようです。
パンケ線を車で走行することに
前回来た時は林道ゲートで車では進めませんでした。前回同様2,3台なら問題なく駐まれるスペースがありました。
今回はゲートは開いていました。ここまでより道が悪くなることは予想できましたが、行けるところまで行ってみようということで車で進むことにしました。
500mほど走ると第三号橋。
ここから見るパンケ川の流れに心が癒されました。
さらに1.1kmほどで第四号橋。
第四号橋から500mほどの所に滝状の流れがあったのを思い出しました。帰りに撮影しようとメモだけしておいたのですが忘れてしまいました。
第四号橋を越えたあたりから折れた木の枝が道路上に目立ってきました。場所によっては大きめの枝が道をふさぎそのままでは通れないところもあったりして、気持ちに余裕がなくなったことが忘れた一因です。
さて、滝が見えた場所から300mほどのところに前回も見た「滝まで400m」看板。
ゲートは閉まっていませんでしたが、道路状況が劣悪になってきたことを考えてこの先は歩くことにしました。看板の20mほど手前に下のような感じで駐めました。
滝までの400m道は歩いて正解
トレッキングシューズに履き替えるため外に出て周りを見渡すと紅葉がメッチャきれい!
後で気づいたのですがパンケ林道入り口から「滝まで400m」看板まで実測で2.4km走ったことになります。でも林道入り口の「滝まで2.5km」看板とここの「滝まで400m」看板が両方正しければ2.1km。300mの差は?イヤ、深く考えないことにします。
400m看板から傾斜がやや急になります。またゴツゴツした石が方々に転がっていて車で来なくて正解だったと思いました。それにしても鮮やかな紅葉に目を奪われてしまいます。
10分もかからないで遊歩道入り口看板が見えてきました。
写真ではわかりづらいですが下り口は看板の少し手前になります。
整備された遊歩道を下りていざパンケの滝へ
遊歩道は西興部の赤岩の滝で見たような石の階段がつけられていました。とはいうものの草で階段が隠れている場所があったり、一部階段横が崩落している場所があったりで、注意が必要です。
下り始めてすぐに滝の姿が見えてきます。
下りきったところに案内看板。
無事、パンケの滝を普通に見ることができました。🙌
パンケの滝の画像
最後に
前回来た時は残雪のため川に下りることができず、また融雪期の増水で濁った荒々しい姿を上から見下ろすだけでした。
天候にも恵まれて林道を走行することができただけでなく、滝の撮影時にはうまく日が陰ってくれたりして本当にラッキーでした。ノーマルなすがたを正面から見てスローシャッターの写真に収めることができて、道北滝見ツアーの一番の目的を果たすことができました。
もう一つの目的である紅葉も素晴らしかったです。パンケ林道の紅葉ど真ん中に来ることができて本当に良かったです。
訪問日2017年10月8日(日)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m