北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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ルベシベの滝 (共和町)

   

名前の由来は最寄りの山、ルベシベ山(岳)からくるものでしょうか(?)ちなみに「るべしべ」はアイヌ語で「山越えのある沢」とか「峠道」という意味があるようです。(北海道地名分類字典ー北海道新聞社)

ルベシベの滝

ルベシベの滝 (共和町)

訪問日
2018年5月9日(水)

ルベシベの滝 概要

読み るべしべのたき
場所 共和町国富(くにとみ)
川名 シマツケナイ川支流
落差 20m
2~5m
形状 段瀑+渓流瀑
地形図 銀山
難易度 ★☆☆☆☆
特記 林道の出入りは注意

ルベシベの滝 林道までのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R5→林道 なし 10分

余市町方面から国道5号線を倶知安町に向けて走ります。稲穂トンネルを抜けて50mほど先右手の林道に入ります。

稲穂トンネル 南側出入り口

稲穂トンネル 南側出入り口

やや急な坂道を100mほど進んだ右手に転回スペースがあったので車はそこに駐めました。

ちなみにトンネルの写真右下に見える一車線幅の路肩に駐めるのもありかと思います。その場合は歩いて国道を横断するので細心の注意が必要です。


林道の出入りには細心の注意を!!

林道のレポートの前に、林道の出入りについて書きます。

余市側から林道に入る時の注意

余市側からのアプローチだと、稲穂トンネルを越えてすぐ林道入り口になります。

この林道、トンネルの中からは林道の存在が確認できず、林道の真横に来て初めて「あ、ここに林道があるんだ」と気づきます。

普通のスピードで走っているとまちがいなく通り過ぎます。なので、トンネルを抜ける直前から右ウィンカーを出しつつ減速するのが、後続車に迷惑がかからない走り方だと思いました。

もっともここを走るほとんどの人は林道の存在を知らないでしょうから、トンネル内でウィンカーを見て「なんでここで・・・??」と困惑するかもしれません。

林道から倶知安方面へ進むと危険

林道から国道に入る場合、右折して倶知安方面に進むのはかなり危険だと感じました。

林道の入り口からトンネル側をみても車が来ているのか来ていないのか、全く目視できません。車がトンネルを抜けてはじめてその存在を確認できます。

しかもこの辺はかなりのスピードで走っているので、追突される確率はかなり高くなります。

なので倶知安の方に行く場合でも、一度左折してトンネルを通過し、まつらの滝の転回スペースを利用するのが間違いないと思いました。

ルベシベの滝 林道の様子

林道入り口から少しだけ舗装部分がありますがすぐにダートになります。

林道入り口

林道入り口

林道脇にシマツケナイ川の流れが見えます。が、林道の傾斜が急なのですぐに下に見ることになります。

シマツケナイ川

林道脇のシマツケナイ川

車を駐めた転回スペースから先は、やや荒れた感じに見えましたが、車で進んでも問題なかったと思いました。

林道の様子

林道の様子

川の向こう側の斜面に滝状の流れが見えました。緑の季節だと間違いなく見えないでしょう。この時期限定の流れかもしれません??

滝状の流れ

滝状の流れ (季節限定かも)

ほどなく橋が見えてきます。同時に橋の向こうに滝状の流れが見えてきます。思っていた以上に立派です。

橋とルベシベの滝

橋の向こうにルベシベの滝(?)

林道は橋の先でヘアピンカーブしているので、これがルベシベの滝だと思われます。

ルベシベの滝 画像

橋の上からシマツケナイ川本流と支流の合流が確認できます。

ルベシベの滝全景

橋の上から見たルベシベの滝全景

想像以上に落差がありました。2段になっているのがよくわかります。

ルベシベの滝を見上げる

ルベシベの滝を見上げる

下の方の細い流れ。

下段の流れ

中段の流れ。

中段の流れ

中段の流れ

参考になるサイト

ルベシベ | 仁木で暮らすルベシベ | 仁木で暮らす


ルベシベ山ルベシベ山


最後に

稲穂トンネルの反対側にある「まつらの滝」と同様、緑の季節の前に来るのがいいと思いました。それ以外だと水量が乏しいですし、草で全体が見えなくなりそうです。この時期に来て大正解だったと思います。


さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

 - 後志の滝