山彦の滝 (遠軽町)
典型的な直瀑の滝です。落差28mからまっすぐに落ちるさまは雄大さと優雅さ同時にを感じさせてくれます。
滝だけでなく遊歩道から見える渓流や苔むす岩など周りの景色にも心がいやされます。季節を問わず来てみたい滝の一つです。
500mほど離れた別沢にある「鹿鳴の滝」と姉妹滝と言われています。
山彦の滝 概要
読み | やまびこのたき |
別名 | 裏見の滝 |
場所 | 遠軽町丸瀬布上武利 |
川名 | 武利川支流 |
落差 | 28m |
幅 | |
形状 | 直瀑 |
地形図 | 丸瀬布南部 上武利 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
特記 | 鹿鳴の滝とは姉妹滝 |
山彦の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R333→r1070 | あり | 10分 |
国道333号線を上川から遠軽方面へ進みます。
丸瀬布市街から右折して道道1070号線上武利丸瀬布線にはいります。この道沿いには森林公園いこいの森など見どころがいくつかあります。丸瀬布温泉もその一つですがマウレ山荘から6キロほど走ると右手に駐車場が見えてきます。30台くらい駐められる大きな駐車場で、遊歩道はここからのびています。
10分ほど歩けば山彦の滝が目に入ります。
2006年9月に書いた山彦の滝の記録から抜粋
山彦の滝、鹿鳴の滝には2004年6月と2006年9月の2回来ていますが後者から抜書きしてみます。
この日はまだ夜も明けきらない早朝の滝見でした。
(遊歩道の)歩き始めで気づいたことは、前回来たときよりも、遊歩道が整備されているような気がした。また、赤い鳥居の周辺に「不動明王」の旗がやたらとあり、いやでも目に飛び込んでくる。
(中略)
有名な裏見滝。滝の下には不動様が祀られている、というのは、前回も確認できたのだが・・・。この日は、前回訪れたときと、ちょっと何かが違う感じがした。(中略)
(滝の下に)何か小さな明かりが、いくつもゆらいでいるように見える。気のせいかなとも思いつつ近づいてみると、まさかと思ったが、ろうそくの炎だった。(中略)
(ろうそくの長さから逆算すると)真っ暗闇の中、ここにろうそくの火をともしに来る人がいるのだろうか?信じられないが、そうとしか考えられない。これほどまで、この滝は神聖視されていたのかとあらためて思う。
その所以を調べてみたいとも思った。(まだ調べてはいないが)火をともした人に話を聞いてみたい。ある意味、とても不思議な光景に出くわしてしまったが、気持ち的にはさわやかさを感じたのが、さらに不思議だった。
□2006年9月24日(日)の記事から
と、書いていたものの、いまだに調べてもいませんし話も聞いていません。どなたかご存知のかたはいませんか?
そもそもいまでもこの光景は見られるのでしょうか?
山彦の滝スライドショー
滝の周辺、遊歩道の様子をスライドショーにまとめました。
□2006年9月24日(日)撮影
山彦の滝をみたあとはぜひ鹿鳴の滝も見て!
山彦の滝を見たあとは、滝に向かって左手から延びる遊歩道を歩いて「鹿鳴の滝」もあわせて見ることをおすすめします。
山彦の滝とは違った滝そのものの雰囲気はもちろんですが、滝目的ではなく散策するだけでも趣があり個人的にはおすすめです。ただしそれなりの距離がありますし、道は整備されて入るもののどちらかというと悪路。こういう道を歩くのが苦にならなければという条件つきですが・・・)
参照サイト
滝を裏側からも見られる珍しい滝!丸瀬布の奥地にある「山彦の滝」 | 北海道ファンマガジン
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m