フレペの滝 / 乙女の涙 (斜里町)
2019/11/04
断崖をつたう水が夕日に染まって赤く見えることから「フレペ(アイヌ語で赤い水)の滝」と呼ばれています。
雨や雪解け水が地下水(伏流水)となり断崖の途中からしみ出して滝の流れとなっています。水量は極めて少なく落ちるさまが涙のようなので「乙女の涙」の別名があります。
フレペの滝 概要
読み | ふれぺのたき |
別名 | 乙女の涙 |
場所 | 斜里町大字遠音別村 |
川名 | なし |
落差 | 60m |
幅 | |
形状 | 潜流瀑 |
地形図 | 知床五湖 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
フレペの滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R334→r93 | 知床自然センター | 20分 |
国道334号線を斜里町ウトロ市街地をこえて知床峠の方へ進みます。道道93号線との分岐にある知床自然センター、その駐車場に車を止めさせてもらいます(もちろん無料です)。
自然センターの建物の向こう側(駐車場から一番遠いところ)が滝までの遊歩道入り口となります。道なりに歩くこと15から20分ほどで展望台につきます。
2004年に書いたフレペの滝の記録から抜粋
遊歩道の周りにたくさんの鹿がたむろしていました
途中、鹿が十数匹たわむれていて、警戒はしているのだろうけど近づいても逃げようとしない。これだけたくさんの鹿の間を通り抜けるもある意味怖い。
人に飼われているわけではありませんが、人が近づいても平気で逃げようともしないのは「野生」の鹿とも呼べないのではないかと思いました。
展望台ができて下まで見られるようになった
10年くらい前に来たときは滝の全貌が見えなかった(と思う=写真2)。が、今回きてみたら滝見用の展望台ができていて、(いつできたのだろう?)滝の下まで見えたのは非常に感激。ただ来たのが夕方だったので、下の方が陰になっていたのが少し残念。(写真1)
崖の途中から湧き出るタイプを「潜流瀑」というらしく、北海道では珍しい滝だそうだ。「乙女の涙」という別名がぴったり。実につつましやかで、周りの断崖絶壁と好対照をなしている。
□2004年6月2日(水)の記事から
クルーザの旅では最初に見られます
ホンの数時間前クルーザーに乗ってたくさんの滝を見てきました。最初に見えるのがこのフレペの滝。海からも見えますが、陸からもアプローチできるので当サイトでは「クルーザーで見る知床半島の滝」から外しました。
参照サイト
フレペの滝の案内サイト
フレペの滝散策ガイド
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m