フレペの滝 知床の断崖絶壁から落ちる乙女の涙
人を寄せ付けない知床半島の断崖絶壁から伏流水が滝となって落ちる様は、別名「乙女の涙」そのものといえるでしょう。
訪問日2019年9月30日(月)
フレペの滝までのアプローチの復習
国道334号線でウトロから知床峠へ向かう途中、知床自然センターの駐車場に車を駐めてしっかり整備された遊歩道を歩きます。
上のマップに、知床自然センター横から展望台で歩いた軌跡を記します。iPhoneのアプリ「Geographica」で記録したトラックデータをインポートしました。
遊歩道入口は知床自然センターの横から
知床自然センターに向かって右側、駐車場側から遠い方に進みます。
知床自然センターを左手に見ながら進むと前方に「しれとこ100平方メートル運動ハウス」の建物が見えてきます。屋根の形が特徴的です。
フレペの滝遊歩道入口は建物の左側にあります。
遊歩道の様子
前半は森の中を進む感じになります。
半分ほど進むと森を抜けて、視界が広がります。
ゆっくり歩いておよそ20分ほどで展望台に到着。遊歩道はすべてしっかり整備されていました。向こう側に見えるウトロ岬灯台の周りがだいぶ色づいています。
フレペの滝看板。前回は見た記憶がありませんが、設置されてからかなり経っていそうな感じ。前は見落としたのかもしれません。
展望台から眺めると、吸い込まれていきそうです。
岩から知床連山の伏流水が湧き出ているのがわかります。
最後に
フレペの滝は潜流瀑という上流に川がない珍しいタイプの滝ということが注目されますが、もう一つ、知床半島の断崖絶壁を陸上から見ることができる数少ない場所の一つとしても個人的に大好きな景色です。
前回来た時には展望台の手前200mほどの場所で、たくさんのシカが戯れていたのですが、今回は一匹も見当たりませんでした。滝見を終えて戻ると、しれとこ100平方メートル運動ハウスの駐車場に、シカの家族(?)が戯れているのを見かけました。お母さんと子供でしょうか?草を食べています。
お父さんはどっしり構えています。
たくさんの人が入れ替わり立ち替わり見物し、シャッターを切っていました。人を恐れない知床のシカは健在でした。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m