クルーザーで見る知床半島の滝
そもそもの(滝見の)趣旨とは違うんですが・・・
海からしか見られない滝がある?!
船の上から滝を見る・・・本来の趣旨というか目的とはだいぶ異なる滝見です。
が、知床半島には海からしか見ることができない滝がたくさんあると聞きました。
せっかくだから見ておきたい、撮影しておきたい、そんな気持ちが勝りました。
滝をより近くで見られるかも・・・クルーザーを選択
遊覧船とクルーザーで迷ったのですが、小型でより滝に近づけるであろうクルーザーを選択しました。船酔いが心配でしたが思ったよりも揺れは少なかったですね。クルーザーにして大正解でした。
今回は下のゴジラ岩観光さんにお世話になりました。
料金は知床岬までの往復で8,000円(2004年6月)。ちょっと高いかなとも思いましたがそれは間違いでした。知床岬につくまでの滝、景色、などなど・・・安いです!(キッパリ)
知床半島の滝見 概要
タイトルに「季節限定 無名滝」と勝手に名付けた滝があります。季節限定とは雪解けのシーズンしか見られないということで(乗船中の案内で知りました)全くの偶然とはいえ貴重な滝を見ることができて本当にラッキーでした。(2004年6月2日(水)に乗船)
フレペの滝
クルージングで最初に目にするのがフレペの滝。これは陸からでも見ることができるので別ページに掲載します。
湯の華の滝(男の涙)
フレペの滝を過ぎるとすぐに見えてきます。(油断して撮影に失敗してしまいました)
昔は陸からも見られたそうですが今はむずかしいとのこと。その辺も含めて別ページで紹介します。
季節限定 無名滝その1
雪解けの時期にしか見られないそうですがとてもそうは見えない立派な滝です。立派どころかこのクルージングで見られる滝の中で一番の落差があるとのこと・・・。
この滝を見ただけでこの日ココにきた甲斐があるというものです。
季節限定 無名滝その2
無名滝その1から30秒ほど進むと見られました。乗船客の中でこの滝に注目したのはまちがいなく管理人一人。見応え度は全くありません。
季節限定 無名滝その3
無名滝2から2分ほどで見られました。木の葉に隠れて全貌が見えませんが川にかかる滝のようです。
カムイワッカの滝
温泉が川の水(お湯?)となって流れるカムイワッカ川、その河口に落ちる滝。
カムイワッカとはアイヌ語で「神の水」。厳寒の真冬でも凍らないことが由来とするもの、川の水の硫黄成分が強く魚が住めないところから「魔の水」の意味があるとするものなどがあります。
無名滝その4(カムイワッカの滝のすぐ近く)
カムイワッカの滝のすぐ先に見えます。国土地理院地図上でカムイワッカ川のすぐ北側の名前の無い小さな沢、ここに滝マークが打たれているのですが、これがそうなのでは?と思っています。
ヨウシペツの滝
硫黄川にかかる滝、ということで「硫黄川の滝」ともよばれているそうです。ヨウシペツは「いつもそこで獲物を狙い撃ちする」という意味だそうです。(斜里町を巡る旅 知床シークルーズ滝巡り|道北の釣りと滝さんを参照させていただきました。ありがとうございます)
チャラセナイの滝
タキノ川に滝マークがあるのですが、これがチャラセナイの滝ではないかと・・。それにしても知床には「チャラセナイ」という名前だらけだ。
カシュニの滝
知床半島クルージングのきっかけとなったある意味今回のメインの滝。「カシュニ」は狩り小屋のある場所のことです。かかる川はチャラセナイ川(ややこしい!)
無名滝その5
クルージング最後の滝です。知床川にかかるF1がそうではないかと思うのですが確証はまったくありません。
じつはまだまだたくさんあります
船の上から滝を見る?!って
「体験どころか考えたこともありません」というのが普通でしょう。管理人も想像すらしていませんでした。今回の知床ツアーにあたり下調べをしている途中で船の上から滝を見ることができると知りました。
正確に言えば
「船で知床半島の先端までいくクルージングの途中で滝もいくつか見ることができる」
ということで、決して滝を見るためだけのクルージングではありません。
そもそものきっかけは、道路地図で知床半島を見ていると、道路も通っていないような場所に「カシュニの滝」というのを見つけたこと。
海から見る知床半島の滝シリーズ一覧
クルーザーの旅で最初に見えるのはフレペの滝ですが、陸からも見られるので「海から見る」シリーズからは外しました。