鳴神の滝 (岩内町)
「鳴神」は雷神(らいじん、いかづちのかみ)の別名。この滝がなぜ鳴神と呼ばれるのかは不明ですが、激しく落ちる水の音が雷鳴のように聞こえました。
近年では岩内町の隠れた観光スポットですが、今年配の方の子供の頃には遠足のコースだったそうです。
鳴神の滝 概要
読み | なるかみのたき |
場所 | 岩内町敷島内 |
川名 | 幌内川 |
落差 | 7m |
幅 | 1m |
形状 | 直瀑 |
地形図 | 雷電岬 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
鳴神の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R229→林道 | なし | 3分 |
林道は当別川林道か?
岩内市街から国道分岐まで
岩内市街中心、国道229号線と国道276号線の交差点を起点とし、229号線を寿都方面へ3.7kmほど走ると進行方向右手に「鳴神の滝」看板。看板前から左へ延びる林道へ左折します。
国道分岐から遊歩道入り口まで車で進む
左折後600mほど走ると道が分岐。ここは道なりに左カーブして舗装道路を進みます(旧サイト写真4)。
左カーブ後100mほどで直進方向と右折方向へ道が分岐。ここは右折です(旧サイトの写真5)。滝の看板がありましたがねじれていてどちらに進んでいいか迷ってしまいました。旧サイトの写真6の看板も目印になるでしょう。
右折しておよそ1kmで道はまたダートの直進と舗装の左カーブに分岐。ここは直進してダートに入ります。道に平行して看板がありましたが、車を走らせながらだと見づらかった記憶があります。
ダートに入って400mほどで二股分岐。これを右に進みます。ここの分岐には通常案内看板があるようです。が、この日は落ちて見えなかったので最初は直進してしまいました。(直進すると、数百mで大きな堰堤があり、行き止まりになります)
最後の分岐を右折しておよそ600m、右手に滝の看板と遊歩道の下り口が見えます。車はここから20mほど先のやや広くなったスペースに駐めます。2、3台なら余裕でしょう。
鳴神の滝 2006年の記録から抜粋
遊歩道の様子など
遊歩道は100〜200mほどでなかったかと思います(記憶が定かではありません)。
遊歩道はしっかり道がついていて、途中、急な部分には鉄製の階段がつけられるなど、ほとんど苦労なく下りられる。
下りきったところ、オーバーハングして、歩道側にせり出す大きな岩の下には、鳴神様?が祀られている。手をあわせ先に進む。数mで滝を見る展望台?に到着。
展望台(?)からの眺め
展望台(?)に出てみると、小振りながら勢いのよい流れが見える。そのすぐ右側には、落差は鳴神の滝よりあるが、しょぼしょぼと落ちる滝状の流れが見える。
展望台にはロープが張られていたが・・・
展望台の周りには滝に近づけないようロープが張られている(一部地面に落ちて用をなしていないところもあったが・・・)。
「崩落の危険があるため」と看板にかいてあるが、それならもっと手前、滝を見ることができない場所から、立ち入り禁止にしなければならないように思われる。
立ち入り禁止手前、写真13の場所が一番危なく思える。展望台(?)もかなりあやしい。せっかくの看板には申し訳ないが、滝に近づいてみることにする。
鳴神の滝にできるだけ近づいてみた
近づいたものの、アングル的には大きな変化はない。むしろ、上部が木の枝の陰になって、撮影にはあまりよくない。ただ、滝壺がはっきり見えること、滝左側の下部分に、鳴神様(?)が祀られているのが確認できた。
蛇の形(?)をした小さな石像の前には、お供え物が添えられているのを見て、「なんだここまで足を進める人はそれなりにいるんだ」と、思う。あと滝壺の右側奥に見える、真っ赤な岩が印象にのこった。
過去記事はすべて2006年6月25日(日)の記録
最後に
滝を撮影するには少し遠目にはなりますが展望台(?)からが一番でしょう。水の多い時期にしか見られない(?)右側の流れも込みで撮影できます。
最後の最後に滝には直接関係ありませんが、旧サイトの写真9を直進して行き止まりになった場所をこの日の記録として掲載しておきます。
訪問日2006年06月24日(土)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m