北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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敷島の滝 (東川町)

   

忠別川の川幅いっぱいを豪快に落ちる様は「東洋のナイヤガラ」の異名そのままです。

敷島の滝(東川町)

敷島の滝(東川町) 2004年10月5日撮影

忠別はアイヌ語の「チゥ(波)・ペッ(川)」から「波立つ川」が有力と言われています。

羽衣の滝遊歩道は通行止めです(2013年5月〜)

通行止めについての詳細はこのページのこちらをどうぞ。

敷島の滝 概要

読み しきしまのたき
別名 東洋のナイヤガラ
場所 東川町松山温泉
川名 忠別川
落差 20m
形状 渓流爆
地形図 旭岳
難易度 ★★★☆☆

敷島の滝までのアプローチ

羽衣の滝までのアプローチと共通です。

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R12→r1160→r213→遊歩道 あり 30分

札幌から東川町まで

この日は札幌から道央自動車道を使い旭川経由でのアプローチです。

旭川市内で道道1160号線旭川旭岳温泉線に入り天人峡を目指します。東川町市街を越えてまもなく道道213号天人峡美瑛線と合流。

忠別湖を過ぎるとすぐ道は三叉路となりこれは右へ進みます。(左は旭岳温泉へ向かう道道1160号)三叉路からは天人峡温泉まで一本道です。

天人峡温泉から敷島の滝まで



温泉の手前のトンネルを抜けてすぐの所に無料の駐車場があるので車を駐めます。天人峡温泉 天人閣の奥に滝への遊歩道が続きます。羽衣の滝までは600mおよそ10分、さらに敷島の滝へ向かう遊歩道を600mほど歩きます。

2004年に書いた敷島の滝の記録から抜粋

敷島の滝への遊歩道は通行止めでした・・・が

天人閣から羽衣の滝までの遊歩道は非常によく整備されていて、一般の観光客もお年寄りから若い人までたくさんの人が足を運ぶ。

羽衣の滝から敷島の滝への遊歩道、実はこの日は立入禁止の鎖が張られていた。先日の台風の影響なのだろうか?

迷ったあげく、とりあえず行けるところまで行ってみようと思う。

□2004年10月5日(火)の記事から

通行止めなのに進んでしまう暴挙に出てしまいました。反省!!

敷島の滝遊歩道の様子など

やや急で短い坂を上るとすぐ吊り橋が見える。ここからの忠別川の眺めは何ともいえずすばらしい。

川を下に見ながら進んで行くと川っぷちにおりる。石がゴロゴロころがっていて非常に歩きづらい。が、ここで反対岸の斜面から川に注ぎ込む小さな滝を見ることができる。

この滝をやりすごすと、また上りになるが、道が一部崩れている。これが立入禁止の原因か?と思ったが、よく見ると迂回路ができている。何の問題もなく通過。

また左手に川を見下ろしながら進むと遠目に滝が見えてくる。

□2004年10月5日(火)の記事から

敷島の滝の印象など

豪快という言葉がぴったりの滝だ。紅葉とのコントラストもすばらしい。

側まで簡単に行けるので近づいてみるが、風がそんなにあるわけではないのに水しぶきがとんでくる。撮影の条件としてはあまりよくないが、これだけ豪快な滝をすぐ間近にみられるのは感激だ。

ただ、水量が多いということは川の流れが速いしそれなりの深さもあり、反対岸からの撮影は断念する。

□2004年10月5日(火)の記事から

敷島の滝の動画です


敷島の滝遊歩道から見られる小さな滝二つ

二つのうち敷島の滝に近い方の滝は旧サイトでは単独の滝として紹介していました。

今回記事を書くに当たり、単独のページを作るには情報が少なすぎるなどの理由で、敷島の滝のおまけとして掲載することにしました。

川っぷちに下りたらすぐ見られる小さな滝

敷島の滝遊歩道で見られる小滝1

敷島の滝の下流200mほどのところで見られるこの滝を「白糸の滝」とするサイトが多い?

忠別川に掛かる橋を渡ったあと一度川っぷちにおりて進みますが、川をはさんで対岸に見ることができる滝状の流れです。敷島の滝の下流200mほどのところで見られます。

この滝を「白糸の滝」とするサイトが多いように思います。

敷島の滝のすぐ横を流れる小さな滝

敷島の滝遊歩道で見られる小滝2

敷島の滝のすぐ脇に落ちる小滝。旧サイトではこれを「白糸の滝」としていたのですが・・・?

敷島の滝のすぐ横を敷島の滝よりも遥か上の方から流れ落ちる滝状の流れを見ることができます。

旧サイトではこの流れを「白糸の滝」としていたのですが、調べ直すとよくわからなくなってきたのでとりあえずおまけとして紹介させていただきます。

二つまとめて動画をどうぞ

羽衣の滝遊歩道通行止めについて

2015年11月23日(月)記載

羽衣の滝通行止め

上川総合振興局のウェブサイトから

2013年5月、冬期の遊歩道閉鎖期間中に、高さ260m、幅80mにわたる大規模な土砂崩れがおこり、展望ポイントの一つ「見晴台」や遊歩道の一部が埋まってしまいました。

復旧の目処はまったくたっていないとのこと。「羽衣の滝」「敷島の滝」を見に行くことはできません。

天人峡遊歩道通行止めのお知らせ
羽衣の滝遊歩道通行止のお知らせ

参考になるサイト

管理人が訪れた2004年10月には通行止めでしたが翌年は通行できたようです。
天人峡敷島の滝
敷島の滝遊歩道の様子がわかりやすいです

2012年の訪問時に落橋のため通行止めの情報がありました。橋が落ちたとなると見るのはかなり難しそうです。その後橋は修復されたのでしょうか?

もっとも2013年以降は羽衣の滝までもいけない状態が続いているので知るすべはありませんが・・・。

羽衣の滝(レポート)
落橋のため …
落橋のため通行止めの情報があります

最後に

「敷島の滝」への遊歩道にかかる橋、復旧作業はどうなっているのでしょうか?羽衣の滝遊歩道の復旧含めてとても気になります。


さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

 - 上川地方南の滝