広原の滝 (富良野市)
基本は林間コースを通って見る滝になります。苔むした岩肌と澄んだ水の流れのコントラストがとってもきれいな滝です。
この沢の下流には「蒼天の滝」があります。
広原の滝 概要
読み | こうげんのたき |
場所 | |
川名 | 布部川支流三の沢 |
落差 | 7m |
幅 | 7m |
形状 | 分岐瀑 |
地形図 | 本幸 |
難易度 | ★★★★☆ |
※難易度は林間コースを通った場合を想定しています。
原始ヶ原から広原の滝まで
原始ヶ原
沢と違って急に開けたところに出たのでどちらに進んでいくのか一瞬わからなくなりました。過去記事にはこんなふうに書いていました。
ここに来て(原始ヶ原に立ってみると)、ピンクのマーキングがあまり見られない。湿地に残る足跡と、地図をたよりに進む。
途中、「松浦武四郎通過の碑」を見る。昨日の雨のせいなのか、元々そうなのかわからないが、足元はかなりぐちゃぐちゃ。
少し不安を覚えながら進むと、やがて富良野岳と林間コース分岐の看板があるので、林間コースへ進む。
□2004年8月14日(土)の記事から
原始ヶ原は湿原なので足元がぐちゃぐちゃなのは当たり前のような気がします。何を書いていたんだろう?
林間コース
ここからはどんどん下っていくが、急なところも多く、疲れ切った足にはきびしい。
登山の本を読むと「けがは上りより、下りで起こる方が圧倒的に多い」ということが書かれているが、その通りだと実感する。
と、書いていましたが林間コースの道はそれなりに歩きやすく、というか滝めぐりコースの道なき川沿いの岩場を歩くのに比べたら雲泥の差です。
広原の滝に着きました
注意しながら進むと、かすれて読みづらくなった「広原の滝」看板があった。ただ、この看板のそばには、小さな川の流れはあるものの、滝らしいものは見られない。
川を渡り少し進むと、滝の落ち口が見えた。「広原の滝」だ。滝下への道は崩れていて、備え付けのロープをたよりに下りる。
備え付けのロープがありましたが、もしかすると下りる場所を間違えたかもしれません。林間コースを歩いてくると次の動画冒頭の看板から滝にアプローチすることになると思います。
とりあえず広原の滝の動画をご覧ください
高さ7m幅5mくらいの小さな滝。布部川の水は鉱物を含んでいるせいか、全体に青っぽくみえ、飲めないが、「蒼天の滝」上流に位置するこの滝の水は、とても澄んでいて飲めるようだ(飲んでは見なかったが)。
滝の周りは、苔がびっしり生えて緑の壁のように見える。
撮影を終えて林間コースを戻ると、今までの滝の所にあった看板と同じ形の看板があった。林間コースからくると、この滝への下り口はわかりづらいかもしれない。
多分広原の滝の上流を歩いてきたと思われるのですが、澄んだ水の流れと苔の緑のコントラストが素晴らしかったことを思い出しました。
あと、「幅5mくらい」としていましたがもう少し広かったかもしれません。
滝見は終了 林間コースをひたすら下ります
以上で、滝は終了。あとは林間コースという割に、とても開けた登山道をひたすら下るだけ。
途中に「天使の泉」と名付けられたわき水がある。これも飲めるそうだがやめておく。
また滝見コースへの分岐の看板があり、ここを下りていくと「不動の滝」と「錦糸の滝」の間(丸太橋を渡る前??)に出るらしい。
滝見コースを通っているときには、分岐には全く気がつかなかった。もちろんまっすぐ林間コースを下りる。
途中で、4人の家族連れを前方にとらえる。この一家は「赤岩の滝」には行かなかったのだろう。この家族とほとんど同時に登山口に到着。
最後に
赤岩の滝を越えてからはほとんど時計を見ていませんでした。なので正確ではないのですがおそらく16時30分ころ登山道入り口に戻ってきたものと思われます。
出発からはまちがいなく8時間を超えていたと思います。
原始ヶ原散策滝めぐりコースで見られる滝 一覧
- 不動の滝
- 錦糸の滝
- 二段の滝
- 蒼天の滝
- 赤岩の滝
- 勝竜の滝
- 広原の滝
登山道入り口までの行程は原始ヶ原滝めぐりコースの散策記録のページをご覧ください。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m