北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

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紅葉滝 (上川町・層雲峡) 〜色づく紅葉谷散策路を歩いてみました

      2019/05/12

層雲峡の中でも「紅葉」を冠にする谷の散策路終点にある紅葉滝。道内でも有数の紅葉スポットをシーズンど真ん中に訪問した記録です。滝のレポートというよりは散策路のレポートになります。

紅葉滝

紅葉滝(もみじだき)

訪問日
2018年10月2日(火)

紅葉滝 概要

読み もみじだき
場所 上川町層雲峡
川名 石狩川支流赤石川
落差 12m
形状 段瀑
地形図 層雲峡
難易度 ★★★☆☆
特記 靴は最低でも運動靴を

紅葉谷散策路入り口までのアプローチ

国道39号線から黒岳ロープウェイ乗り場を目指し、さらにホテル朝陽亭方面へ車を進めます。ホテル朝陽亭を越えるとダート道になりすぐに急な左カーブの九十九橋を渡ります。

九十九橋

九十九橋

九十九橋の上流100mほど上流には九十九滝と呼ばれる滝があるそうですが、この沢を上っていくのは大変そうです。

九十九橋から上流を見る

九十九橋から沢の上流を見る

散策路入り口の駐車場までやってきました。お祭りが近いのかステージが設置されていました。車でここまで来ることができます。(今回は九十九橋手前の駐車スペースに駐めてここまで歩きました)

ステージ

ステージ


紅葉谷散策路の様子

紅葉の滝は紅葉谷散策路の終点にあり、700mの距離を歩きます。案内看板が頻繁にあり、途中で道に迷うことはないでしょう。

紅葉谷散策路入り口

紅葉谷散策路入り口の看板

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R39→紅葉谷 あり 25分

「700mの距離を片道25分もかかるの?」と疑問に思うかもしれませんが、後半の道はけっこう歩きづらい道になります。

歩き始めると、左前方にちょっと変わった形の岩が目につきました。この辺から見える紅葉はアングルを変えて撮影したいくらいきれいでした。

変わった形の岩

変わった形の岩

100m進んだら早速最初の看板が・・・

滝まで600mの看板

滝まであと600m

案内看板が多いので、一人で歩いていても全然退屈しません。

クマゲラ広場

クマゲラ広場

笹藪で道が狭く感じますが問題ありません。

笹藪の道

笹藪で道が狭くなってきた?

滝まで335m。メッチャ細かいです。

滝まで335m看板

滝まで335m看板

30m進んだらまた看板。

滝まで300m看板

滝まで300m看板

40m進んでまたまた看板。道の様子が少し変わってきました。

滝まで260m看板

滝まで260m看板

倒木に注意しながら進みます。

倒木

倒木に注意

川の流れが見えてきました。小滝が目を楽しませてくれます。トータルで3カ所くらいあったかと記憶しています。

赤石川の小滝

赤石川の小滝

川の反対側に紅葉の間から柱状節理の岩が見えてきます。

柱状節理の岩

紅葉と柱状節理の岩

木の根っこなどで道がやや荒れて歩きづらくなってきました。

道が荒れてきた

やや歩きづらくなった道

滝まで90m看板。柱状節理の岩のすぐそばを通過します。

柱状節理

柱状節理の岩

柱状節理をすぎると道はこれまでとは一転、登山道の様相を見せてくれました。一部傾斜が急なところもあります。この先はしっかりした靴が必要だと思いました。トレッキングシューズでもよかったと思いました。

道が荒れてきた

道が荒れてきた

一番傾斜が急だったところ。道はきびしかったけれど紅葉がメッチャきれいでした。

きつい傾斜と紅葉

きつい傾斜と紅葉

川の反対側に再び紅葉と柱状節理の岩。

紅葉と柱状節理

紅葉と柱状節理

最後の難所を越える?

最後の難所?

最後の難所?

滝が見えてきました。

紅葉の滝

紅葉の滝

紅葉の滝の印象など

柱状節理の岩の間を激しく流れ落ちていました。

紅葉の滝

紅葉の滝をスローシャッターで撮影

最後に

滝を見ることよりも、紅葉谷散策路を歩くのが楽しかったです。「散策路」というイメージから歩き始めのような道が最後まで続いていると勝手に想像していましたが、最後の100mは登山道顔負けの道でした。

小学生くらいの子供を連れた家族連れがたくさんいましたが、そういう意味では誰でも気軽に来られる場所であることは間違いありませんが、道を知っていたらトレッキングシューズを履いていた所でした。


さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

 - 上川地方南の滝