北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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東毛陽の滝 (仮) (岩見沢市 旧栗沢町)

   

この滝を間近で見るためには個人所有のりんご園を通らなければなりません。が、

無許可でりんご園に入るのは絶対に!やめましょう!

ということで、地主さんに許可をもらって見た滝の印象です。落差はありませんが季節柄水量が多く末広がりの落ちる水に癒されました。

東毛陽の滝を正面から

東毛陽の滝 (仮) 2007年4月20日撮影

この記事は2007年に訪問した時の記録です。滝近辺の道道のルートが今と変わっているようですし、そのほか今現在と違うことがあるかもしれませんが、訪問時の記録ということでご了承ください。

東毛陽の滝 (仮) 概要

読み ひがしもうようのたき
場所 岩見沢市毛陽町
川名 幌向川(ほろむいがわ)支流
落差 7m
3m
形状 段瀑+分岐瀑
地形図 美流渡(みると)
難易度 ★★☆☆☆
特記 りんご園を横切る時は必ず許可をとる

東毛陽の滝までのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
r38 なし 5分

朝日不動の滝は道道38号夕張岩見沢線沿いの滝です。この日の札幌から道道38号までの道程は、

(札幌市内)→国道274号線
→道道3号札幌夕張線(北広島と長沼の町境で分岐)
→道道45号恵庭栗山線(長沼市街で分岐)
→国道234号線(栗山で分岐)
→道道30号三笠栗山線(栗山市街で分岐)
→道道38号線夕張方面へ右折

道道30号線と道道38号線の交差点から2.2km走ると再び道道30号線との分岐のY字路。右股=道道38号線を進みます。

以下2007年の記事をそのまま引用しますが、滝近辺の道道の通り方が2007年当時と今現在とでは異なっているようです。このページのGoogleMapに当時の道道と思われる部分にマークしたので参考にしてください。

このY字を起点に、ひたすら38号線を13km弱、それまでに比べると、ちょっと急な右カーブを抜けたところで、左手のリンゴ園奥に滝が見えた。(木の葉が茂る時期には、道道上からは見ることはできないかもしれない)。滝と反対側に農道が延びていたので、そこに車を止める。

農道に車を駐めた

滝とは反対側の農道に車を駐めた


参考のため2007年に作成したカシミールベースの地図を掲載しておきます。

2007年作成東毛陽の滝周辺の地図

2007年作成東毛陽の滝周辺の地図

東毛陽の滝 2007年の記録から抜粋

滝見の前にりんご園の地主さんに入園許可をもらう

滝を間近で見るためにはりんご園の中に入らなければなりませんが立ち入り禁止の看板がありました。

車を降りてリンゴ園の方を見る。想像していたよりも大きく(といっても実際はそうでもないが)、滝らしい滝だ。

リンゴ園を突っ切れば近くまで行けそうだが、関係者以外は立入禁止の看板がある。土砂崩れの危険なら無視して行くのだが(本当はいけない・・・ 😕 )、人の敷地に、立入禁止の警告を無視して進むわけにはいかない。

モラルの問題だが、無視して進んでリンゴ園を荒らすこととなって、この滝を見ることができなくなるのも残念だ。実際、モラルの欠如が原因で立入禁止になった「末広の滝 (泊村)」の例もある。ここは地主さんに、きちんと許可をもらうことにする。

昨今、個人情報云々がうるさいので、ここでは、この滝を通り抜けて最初に出会う、果樹園看板がある家が地主さんの家であるとしておく。ピンポンを押すが応答がない。留守のようだったので、先に「万字の滝」を散策し、戻ってきたらあらためて来よう。

りんご園の向こうに東毛陽の滝(仮)

りんご園の向こうに滝の姿が見える

アップで撮影

アップで撮影 緑の季節には見られないだろう

ということで万字の滝を先に散策することにしました。その様子は別ページをご覧ください。以下、万字の滝から戻ってきてからの記録です。

りんご園絵の立ち入り許可をもらい滝に近づく

万字の滝散策を終え、ちょうどお昼ころここに戻ってくる。

ピンポンを押すと、奥さんと思われる女性が応対してくれた。事情を説明したところ、快くオーケーをいただいた。本当に感謝です・・・ 🙂 。

歩いてリンゴ園を通り、滝のすぐ目の前に出る。山にはまだ雪が残る季節なのに、緑の笹藪が景観を邪魔している。せっかくなので全景をみたい。

笹藪にさえぎられる東毛陽の滝

笹藪にさえぎられる東毛陽の滝

泥水につかりながらも滝の全貌を見た

笹藪とリンゴ園の境目に、小さな沢がある。幅は少ないところで1mちょいくらい。簡単にジャンプで交わせる距離だ。

せーのでジャンプ。目測に誤りはなかったが、着地した場所は、枯れ草に隠れたぬかるみ。右足は泥まみれ。それはともかく、笹藪をこいで全景をみられる場所に出る。

すぐ目の前で滝を見ることができた。この時期でなければ、滝の全貌を画像におさめることはできないであろう。全貌だけでなく、水量もこの時期が一番見頃かもしれない。100%満足できる散策となった。

東毛陽の滝 全景

東毛陽の滝 全景

下からあおって撮影

下からあおって撮影

滝の上部

滝の上部 2段になっている

中段の流れ

中段の流れ

滝つぼはない

滝つぼはない

過去記事はすべて2007年4月20日(金)の記録

最後に

2007年4月20日は道道38号線沿いにある岩見沢市(旧栗沢町)の滝見。共通して言えるのは緑の季節だとちょっときびしいかなという点。この滝についていえば緑の季節に道路沿いから確認するのはかなり難しいのではないでしょうか?(実際に見てないのであくまで想像ですが)。ただ個人的には紅葉の時期に来て見たいと思いました。

訪問日
2007年04月20日(金)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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