北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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三段の滝 一の滝 二の滝 奈井江川にかかる3つの滝 その2 (奈井江町)

   

5月17日の滝見は中途半端だったのでリベンジするも今回は奈井江林道通行止めのため、手前にある一の滝、二の滝、三段の滝、3つの滝の探索記録となります。

奈井江林道通行止め

奈井江林道通行止め

林道ゲートまでのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R12→r529→奈井江林道 なし

札幌方面から国道号12線を北上し奈井江市街に入ります。

道道529号東奈井江奈井江停車場線へ右折。道なりに5kmほど進むと林道ゲート。前回はゲートが閉まっていたのでここに車を駐めましたが今回は車で通過します。


このページのGoogleMapにある百歳滝、夢想滝の位置はかなりアバウトであることをお断りしておきます。

ここからは2008年に書いた記録から引用します。

三段の滝遊歩道の様子など

林道ゲートから遊歩道入り口まで

ゲートから500m進むと「深雪橋(みゆきばし)」。さらに300m進むと、右手に「三段の滝」遊歩道入口の看板が見える。車は、この看板付近の林道が広く作られているので、ここに止めても問題はないものと思われる。

深雪橋

深雪橋

遊歩道入り口

三段の滝などへの遊歩道入り口

遊歩道は踏み分け道

写真で見るとわかりづらいが、踏分道がしっかりついているので、運動靴で歩くのもまったく問題ないと思われる。が、今回は途中から川に入るかもしれないので、サワーサンダルに履き替えて進むことにする。

三段の滝遊歩道

三段の滝遊歩道

最初に目に入るのは二の滝

踏分道は、50mほど平坦な部分をほぼまっすぐ進んだあと、川の方へおりる形になる。下りにはいるとすぐ、遠目に滝が見えてくる。これが一の滝だと思って進んでいくと、実は二の滝で、一の滝は、その100mほど下流に位置することになる。もちろん踏分道は、それぞれの方向に延びているので、簡単に滝のそばまで進むことが出来る。

遊歩道から見る二の滝

最初に目にするのは二の滝

一の滝

読み いちのたき
場所 奈井江町東奈井江
川名 奈井江川
落差 2m
10m
形状 段瀑+分岐瀑
地形図 美唄山 文殊
難易度 ★★☆☆☆

遊歩道終点付近から一の滝を撮影

一の滝方向の踏分道を進む。踏分道の終点から見る一の滝は写真6,写真7の様な感じ。

踏分道から見た一の滝

旧サイト写真6 踏分道から見た一の滝

一の滝の落口

旧サイト写真7 一の滝の落口

一の滝から二の滝が見える

上流を見ると、二の滝が見える。澄みきった川の水がすがすがしい。

一の滝から見る二の滝

一の滝から見る二の滝

落口付近の澄んだ水

落口付近の澄んだ水

一の滝をしたから撮影

ここまで撮影して、「二の滝」へ向かうことにする。が、なにか物足りない。正面からの映像を撮っていない。

滝下に下りるのが明らかに危険であれば、あきらめもつくが、ちょっと無理すれば下りられそうな雰囲気であった。

で、「三段の滝」を見たあと、戻ってきて撮影したのが下の画像。これで、100%満足のいく滝見となった。

一の滝を正面から撮影

一の滝を正面から撮影

正面から核心部分を撮影

正面から核心部分を撮影

左岸側から核心部を撮影

左岸側から核心部を撮影

右岸側滝のそばで撮影

右岸側滝のそばで撮影

滝下から遊歩道に戻る途中のアップ

滝下から遊歩道に戻る途中のアップ

二の滝

読み にのたき
場所 奈井江町東奈井江
川名 奈井江川
落差 2m
10m
形状 直瀑
地形図 美唄山 文殊
難易度 ★★☆☆☆
特記

「一の滝」から遊歩道に戻り、100mほど歩くと「二の滝」。こちらはさくっと滝の正面から見ることができる。 落差は「一の滝」よりもなく、滝というより段差といってもいいかもしれない。

遊歩道上から撮影

遊歩道上から撮影

遊歩道上から核心部をアップで

遊歩道上から核心部をアップで

川原におりて核心部を撮影

川原におりて核心部を撮影

角度を変えて撮影

角度を変えて撮影

二の滝から三段の滝へのアプローチ

二の滝から三段の滝への遊歩道

二の滝の撮影を終え、遊歩道に戻り、「三段の滝」を目指す。ところが、100mも進まない内に遊歩道はなくなる。入口にあった看板には、遊歩道は3つの滝を見ながら、林道に戻ることになっているのだが・・・・ 🙁 。

遊歩道は薮に覆われる

遊歩道は薮に覆われる

遊歩道入口の看板アップ

遊歩道入口の看板アップ

結局川の中を歩くことにする

このサイト内で何度も記しているように、薮こぎは大嫌いなのでここから入渓する。サワーサンダルを履いてきて大正解。

川の深さはぜいぜい足首がひたるくらいであり、かつ、平らな一枚岩の部分が多いので、さほど歩きにくくはなかった。それにしても川の水は澄んで、とてもきれいだ。(写真4はビデオに偏光フィルターをとりつけて撮影したもの。これ無しで撮影しても川底は見えない。もっと早く購入すればよかった・・・)

遊歩道から見た入渓地点

遊歩道から見た入渓地点

川底は平らな部分が多い

川底は平らな部分が多い

川に入ってから、200mほど進んだところだったろうか、遠目から見てもかなりの深みになっている場所に出くわす。これは陸に戻って、薮こぎしなければ越えられないかと思ったが、近づいてみると、左岸側はこれまで同様、浅い部分が続いているのがわかる。さほど苦労もせず深みを通過。

前方に深みを見る

前方に深みを見る

左岸側を慎重に通過

左岸側を慎重に通過

三段の滝

深みを越えて100mほど歩くと「三段の滝」が見えてきました。特に難しいところもなくあっさり着いてしまったという印象でした。

三段の滝に出会う

意外とあっさり三段の滝と出会った

読み さんだんのたき
場所 奈井江町東奈井江
川名 奈井江川
落差 15m
30m
形状 段瀑+分岐瀑
地形図 美唄山 文殊
難易度 ★★★☆☆

三段の滝を下から撮影する

落差は、これまで見てきた二つの滝に比べると、かなりのものがあるものの、迫力はあまりない。とりあえず、下から撮影する。

三段の滝 全景

三段の滝 全景

核心部をアップで撮影

核心部をアップで撮影

角度を変えると滝らしくない

角度によっては滝らしく見えない

三段の滝を登ってみる

下から撮影した後、滝を登ってみることにする。見ためで簡単に登れそうだったから。

三段の滝というが、実際には6段、7段、あるいはそれ以上の段差があり、階段を登るような感じで進んで行く。

滝の中段くらいに、天然の湯船のような深みを見つける。もちろんお湯が入っているワケではないが、印象的な形だったので、思わず画像に残す。

また、下からでは見づらい上の段差などを撮影しながら、思った以上にあっさり滝の上に出る。

湯船状の穴

中ほどにある湯船状の穴

中段の流れ

中段の流れを至近距離で撮影

落ち口はきれいな一枚岩になっている。ここまできれいだと滝らしくない、と、思うのはひねくれ者の考え方か・・・ ?。

上流に目を移すと、「二の滝」程度の段差に気づく。「二の滝」に名前があるのだから、これを「四の滝」と呼んでもいいような感じ。

さらに上流に行けば、このくらいの段差がたくさんあるんだろうな、などと考えながら三段の滝をあとにする。

落口はきれいな一枚岩

落口はきれいな一枚岩

上流に見える四の滝?

上流に見える四の滝?

三段の滝 (奈井江町)

この辺から見るとまさしく三段の滝

最後に

奈井江林道通行止めのため、前回(2008年5月17日)のリベンジはならずかつフラストレーションがつのる滝見となりました。機会があれば再訪し少なくともしたの2点についてクリアしたいと思います。

  • 百歳滝などの位置情報取得
  • マンローの滝を見ること

訪問日
2008年07月05日(土)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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