鹿鳴の滝 (津別町)
猟師に追われた鹿がチミケップ川の上流へと逃げるも、この滝に出会い越えることができずに悲しく鳴いたという言い伝えが名前の由来です。
写真では三段しか見えませんが実際は七段あります。人の手によって削られたようにも見えますが自然のものだそうです。どうやってできたのしょうか?不思議です。
鹿鳴の滝 概要
読み | ろくめいのたき |
場所 | 津別町字沼沢 |
川名 | チミケップ川 |
落差 | 10m |
幅 | 20m |
形状 | 段瀑 |
地形図 | 本岐 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
鹿鳴の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R240→r494 | なし | 2分 |
津別市街から国道240号線を阿寒方面へ進みます。
本岐というところで道道494号線訓子府津別線へ右折します。道なりに10kmほど、チミケップ湖がもう少しで見えてくる手前の右カーブ左手に滝の看板があります。
車は2〜3台は駐められる思いますが、正式な駐車場ではないのでくれぐれも通行を妨げないよう注意が必要です(交通量はそれほどでもありませんがカーブなので)。
ここから滝を確認することはできますが撮影するにはかなりきびしいです。それなりに整備された遊歩道があるので下におりることをおすすめします。
2004年に書いた鹿鳴の滝の記録から抜粋
10年以上前に湖を訪ねたときには、湖の景観に気をとられて滝には気づかなかったのだが、下りておく途中といい、2分もかからないで下りられる川の周りの雰囲気など、本当の自然を感じることができた。
しかし、滝の上側には写真のように工事したあとが・・・ 🙁 。せっかくの景観が台無しである。そこはチミケップ湖へ続く道沿いなので、安全上仕方がないのかもしれないが、残念である。
□2004年7月11日(土)の記事から
参考になるサイト
鹿鳴の滝に関するサイト
観光: 鹿鳴の滝 津別町 2012年8月アーカイブ
滝への遊歩道の様子がよくわかります
津別町☆7段の岩床が魅せる「鹿鳴(ろくめい)の滝」 【オホーツク発掘ブログ】
掲載している写真はいつのものでしょうか?護岸が見えません
チミケップ湖に関するサイト
過去記事にも書いていました。
この滝は、個人的にはあまり好みの方ではないが、チミケップ湖の景観は自信をもって薦められる。
この日は津別出張からの帰りだったので、同乗者に了解を得て来てみたのだが、滝には興味を示さなかったものの、チミケップ湖を見た瞬間は感激の声をあげていた。
そうなんです。滝もなかなかのものですが(という割に好みではないと書いていましたが)、チミケップ川の源流「チミケップ湖」はそれ以上に素晴らしい景色です。
きれいな写真を掲載しているサイトを見つけましたので紹介します。
2012年キャンプ日記 巨大な一枚鏡
チミケップ湖の素晴らしい景色がみられます
最後に
駐車スペースに車を駐めて遊歩道を下りて滝をみる。その過程でみる自然はとても素晴らしいんです。
でもおりて滝を見上げると目に入る護岸がサイテー。ここまで違和感を感じるのは当時としても珍しかったことを思い出しました。
「この滝が好きではない」はその違和感から書いたものだったかもしれません。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m