穴滝 (小樽市)
2017/02/20
滝そのものよりもそのロケーションに感動します。
穴滝 概要
読み | あなたき |
場所 | 小樽市 |
川名 | 勝納川(かつないがわ) |
落差 | 5m |
幅 | |
形状 | 直瀑 |
地形図 | 於古発山(おこばちやま) |
難易度 | ★★★☆☆ |
地名はむずかしいですね・・・。
穴滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R5→R393→r697→林道 | なし | 45分or90分 |
車を駐める場所によって歩く距離が変わります
1:天神浄水場まで
札幌方面から国道5号線を進みます。
小樽市内奥沢十字街交差点で左折、国道393号線に入ります。途中天神十字街という交差点は直進し奥沢水源地方面に向かいます。ここから道道697号天神南小樽停車場線になります。
2kmほど走ると右に天神浄水場が見えます。前方は道が二股になっていて、左は鎖が張ってあり車では進めませんでした。
上の画像で示したとおり右側の林道を進みますが、車で行くのはためらわれるかもしれません。車をここに駐めると穴滝までは4.5kmほど歩くことになります。
2:浄水場前林道分岐から次の林道ゲートまで
この日は車で進みました。一本道ですので迷いようがありません。
道は思ったほどでこぼこもなく急坂もありません。ただし草などに車体をこすりながら進むことになるので、いやなら浄水場前の駐車スペースに駐めるとよいでしょう。
2kmほど進むと急に視界が開けてます。左に白井沢林道のゲート、右奥に進むと広いスペースがありますのでここに車を駐めます。
3:穴滝まで
穴滝へ続く別の林道を歩いて進みます(ゲートが閉まっていたので)。この道は遠藤山(標高735m)への登山道にもなっているようです。作業車が通行できるくらいに整備されています。
以下、2004年の記録から抜粋します。
歩き始めて30分ほどだろうか、それまで南西から南に向かっていた道が東側に折れ曲がるところに「穴滝まで0.3km」の小さな看板がある。場合によっては、草に隠れて見落とすかもしれない。
そこから広めの林道に別れを告げて踏み分け道に入っていく。道には所々マーキングされているので、迷うことはないかと思う。
細々と流れる川を何度か横切りながら、本当にこの先に滝なんてあるの・・・?と不安がよぎるのだが、10分ほど進むと、滝ではなくとんでもない地形が目に飛び込んでくる・・・ 😮 。
注釈1(2015/10/31)
踏み分け道の看板、今は0.5kmとなっているかもしれません。
続けて2004年に書いた穴滝の記録から抜粋
どうしたらこのような地形ができるのだろう?長さ50m、奥行20m、高さ10mくらいにわたり、大きくえぐられた横穴。そしてその一番奥に、高さは5mほどであろうか、小さな滝が目に入る。
強い日差しの中歩いてきたのにもかかわらず、ここにはひんやりとした空気が流れ、なんとなく神聖な感じ。と同時に、今地震が来たら・・・・ という不安を感じつつ撮影する。
滝の裏側にも回ることができ(いわゆる裏見の滝)小さいながら、ずっと見ていても飽きない。
管理人にとっては、適度に歩き、ちょっと苦労しながらもたどり着いた、この想像を超えるロケーションに大満足。季節ごとに足を運んでみたい滝だ。
□引用はすべて2004年7月18日(日)の記事から
穴滝への初めての訪問、大満足の滝見だったことが思い出されました。
2007年5月 2度めの訪問
お気に入りになった穴滝へ2度めの訪問です。2007年5月29日に撮影した遊歩道と滝の写真をスライドショーにまとめました。
葉が生い茂る前の季節、遊歩道は見通しが良かったもののところどころぬかるんでいました。穴滝の水量も通常よりかなり多め、激しい飛沫を立てて落ちていました。
この日は別滝「雨乞の滝」も含めて非常に満足のいく滝見となりました。
参考になるサイト
小樽の秘境、神秘的な滝、「穴滝」へトレッキング♪ | ウィンケルビレッジ [北海道小樽のコテージと貸別荘&コンドミニアム]
2015年8月のトレッキングツアーの様子がまとめられています
小樽の山奥にある秘境「穴滝」へスノーシュー登山2015:応援しますコンサドーレ札幌:So-netブログ
冬でも楽しめるんですね・・・
最後に
滝めぐりを始めた(2004年)ころは情報があまりなくマイナーな滝でした。いまや小樽の観光スポットの一つといっていいほどたくさんの情報があり時代の流れを感じます。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m