美笛の滝 (千歳市)
2018/06/25
50mもの落差があり見上げるとそのスケールに感動を覚えます。と同時になめらかな水の流れに優雅さも感じることができます。
「びふえ」はアイヌ語の「ピプイ」が語源、「小石原にある川」あるいは「石しかない川」という意味だそうです。
2017年8月再訪の記録↓遊歩道の一部が流出
美笛の滝 概要
読み | びふえのたき |
別名 | 弁天の滝 |
場所 | 千歳市美笛 |
川名 | モンルウン美笛川 |
落差 | 50m |
幅 | 7m |
形状 | 渓流爆+段瀑 |
地形図 | 白老岳 |
難易度 | ★★★☆☆ |
美笛の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R276→林道 | あり | 20分 | 運動靴は必須 |
駐車スペースまで
支笏湖畔から国道276号線を旧大滝村方面へ進みます。
美笛パーキングの先の「美笛の滝」看板で千歳鉱山横の林道へ右折。ダートですが整備された道で普通の車でもまったく問題無いでしょう。(下Google Mapsの赤線部分)
1.5kmほど進めば駐車スペース。車数台なら余裕で駐められます。滝への遊歩道横には案内看板が見えます。
駐車スペースから遊歩道を歩いて美笛の滝へ
ゆっくり歩いて20分ほどで出会います。(上Google Mapsの橙線部分)
全体的に「手つかずの自然のまま」の遊歩道ですが歩きづらいといった印象はそれほどありません。普通の運動靴で問題ないかと思います。
遊歩道の様子がわかりやすいサイトがありましたのでリンクしておきます。
美笛の滝(その1):(北海道千歳市)-景勝探訪と学習の息抜
美笛の滝へ通じる遊歩道の様子が詳しくわかります
2004年に書いた美笛の滝の記録から抜粋
この日はかみさんと二人で訪問。こういう道に不慣れなかみさんも余裕で歩くことができました。
これまで見た滝の中では一番落差があり、それを真下から見上げることができて、二人とも思わず声をあげて感動した。
遊歩道の終点から上を見ると、大きく2段になっているが、そこから下にも5mほどの段があり、計3段の滝といっていいだろう。
水量は季節柄なのか多いとはいえないが、かえってそれが幸いで滝壺と下の段の間を通って足をぬらさずに遊歩道の反対側からも見ることができた。
反対側から見た滝壺は、この水量からは考えにくいほど深かかったことを思うに、雪解けの季節にはそれなりの流れがあるのかなと想像する。水は透きとおって本当にきれいだ。
□2004年8月27日(金)の記事から
ここに来る前には「知る人ぞ知る」というイメージでした。が、平日にもかかわらず何人もの人がいたこと、そしてとても残念なことを目にしたことで認識をあらたにしました。
30分ほどの撮影を終えようとしていると、犬を連れたカップル(若い夫婦?)がやってきた。周りの風景と犬の鳴き声がミスマッチだと思ったが、この日みたく天気がいい日に、散歩がてらここに来るのはとてもよくわかる。
遊歩道を戻る途中にも何人かの人とすれ違った。ある意味、隠れた観光スポットなのかもしれない。
一つ気になったのは、遊歩道にたばこの吸い殻や空き缶が捨ててあったこと。
こういう場所に来るからには、たばこを吸う人は携帯灰皿を持参するとか、ゴミは持ち帰るとか、最低限のマナーは忘れてほしくない。
心ない人が増えると立入禁止になり、こんなにすばらしいロケーションにも足を運べなくなる気がするのは考えすぎだろうか?と思いつつ、目についた吸い殻と空き缶を拾って車に戻った。
□2004年8月27日(金)の記事から
参考になるサイト
美笛の滝を訪ねる | 出かける | 連載コラム「エコレポ」|| EICネット『エコナビ』
美笛とは、アイヌ語のピプイからきており、「小石原にある川」という意味です。 …
美笛の滝について
美笛の滝が見たい!
さんのサイト
最後に
上の地理院地図に「廃坑」と書かれたマークがあります。この辺りは千歳鉱山で北海道でも屈指の金産出地だったそうです。詳しく知りたい場合は下のサイトを参照してください。
美笛‐千歳鉱山専用軌道の一考察
ピプイ …
千歳鉱山についての説明サイト
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m