七条大滝 (苫小牧市)
2018/06/25
滝近くの「南7条林道」にちなんで名付けられたようです。1980年のことです。
七条大滝 概要
読み | ななじょうおおたき |
場所 | 苫小牧市丸山 |
川名 | 勇払川(ゆうふつがわ) |
落差 | 15m |
幅 | |
形状 | 直瀑 |
地形図 | 支笏湖温泉 |
難易度 | ★★★☆☆ |
特記 | あれば |
七条大滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R453→第一縦断林道 | なし | 30分 |
2005年9月訪問時のアプローチです。
七条大滝への道は第一縦断林道
(札幌市街から)国道36号線で千歳方面へ進みます。
千歳市街で道道16号支笏湖スカイロードへ右折しひたすら道なりに走り、国道453号線との交差点(T字路)で左折します。
国道453号に入ってから次の交差点(旧大滝村方面と苫小牧方面の分岐)までのほぼ中間、左手に「第一縦断林道」があります。七条大滝へはこの第一縦断林道を進みます。
ちなみにこの林道、普通は車でも通行できるようですがこの日はゲートが閉まっていました。ゲート前のスペースに車を駐め、3㎞ほどの距離を歩くことにします。
車でここに来る途中にも相当広い範囲で大量の倒木が見られました。昨年(2004年)秋の大型風台風がいかにすさまじかったかをあらためて確認できました。
第一縦断林道から七条大滝までの様子を2005年記録から抜粋します
第一縦断林道入り口から(滝への)遊歩道入口までの様子
この林道は幅が広く、車で進んだとしても、余裕ですれ違うことができる。根こそぎ倒れている木もあるが、林道で道をふさいでいるものは、少なくとも、滝までの間ではなかった。
10分程歩くと最初の林道分岐。これは右へ進む。さらに10分弱進むと2つ目の分岐、これはまっすぐ進む。2つ目の分岐から100m程進んだところに、滝の下り口への遊歩道があるはずだが、倒木の山で、どこから川の方へ進めばいいのかわからない。
行ったり来たりして、結局看板の横から川の方へ歩いていけばいいことがわかる。それにしてもこの倒木の山はハンパではない。
道無き道を進むと滝の下り口にまた看板
台風の力がいかに強力なものであったかを、改めて感じながら200m程進むと、別の看板が立っている。これが下り口の目印となるだろう。ここまで来ると、滝のものと思われる音も聞こえる。
滝へ下りる道はしっかり整備されているけど下は崩落していた
下りていく道には、丸太で作られた階段がついている。途中からは、手すりもついている。ここまで来る途中には、滝の案内看板すら見られなかったことを考えると、この整備された遊歩道は以外であった。
下りていくと、すぐに滝が姿をあらわす。逆に遊歩道は途中で姿を消す。いつのことかは知らないが、けっこう大きな崩落があったようだ。
傾斜はそれほど急ではないが、非常にすべりやすいので、慎重に足を進める。崩れ落ちた遊歩道の残骸を見ながら、まもなく川っぷちに下りることができた。
七条大滝は水量も多くとても滝らしい滝でした
おりるとすぐ「七条大滝」と書かれた看板が目にはいるが、左岸側からだと、滝の全景を見ることができない。もしくは、全景をビデオに収めることができない。
川幅は狭いが、トレッキングシューズのままだと間違いなく中まで濡れるだろう。サンダルも用意してあったが、7〜8mほど下流に「これで川を渡れ」といわんばかりに木が倒れていたのでこれを利用して右岸に渡る。
茶色の岩肌の間から、勢いよく水が落ちてくる。想像していたよりも立派な滝だ。
過去記事はすべて2005年9月12日(月)の記録
七条大滝 動画
最後に
ネットで調べると冬の様子を紹介するサイトが多いことに気づきました。管理人も冬訪れたことがありますが残念ながら凍りついた滝を見ることはできませんでした。その時撮った写真を2枚ほどアップしておきます(2007年2月28日撮影)。
訪問日2005年09月12日(月)2007年02月28日(水)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m