激流の滝 (美深町)
2018/07/17
その名の通り細くなった岩壁の間の激しい流れをすぐ足もとに見ることができます。いわゆる滝というイメージはありませんが、独特の景観が周りの雰囲気と相まって目を楽しませてくれます。
融雪期の流れ、まさしく激流です。
静止画ではお伝えできません。動画をどうぞ!
激流の滝 概要
読み | げきりゅうのたき |
場所 | 美深町字仁宇布 |
川名 | 七線沢川 |
落差 | |
幅 | |
形状 | 渓流瀑 |
地形図 | 智恵文 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
特記 | 仁宇布の冷水と十六滝の一つ |
激流の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R40→r49→七線沢林道 | あり | 1分 |
激流の滝はこれまで2回見ましたが、2回とも高広の滝を見たあとの訪問でした。
高広の滝から七線沢林道入り口まで
道道49号美深雄武線、高広パーキングから美深町方面へ進みます。6㎞ほど走ると緑線橋という橋がありますが、激流の滝がある七線沢林道の入り口はこの橋の手前左手にあります。
こちらの方から進むと林道入り口やその看板が見づらいです(上の写真参照)。
美深市街からだと林道入り口まで11㎞ほど、緑線橋を渡るとすぐ滝の看板が見えてわかりやすいです。
七線沢林道の印象は?
林道入り口から1.3㎞のところに激流の滝があります(林道入り口看板による)。駐車場として場所が設けられているわけではありませんが、数台なら余裕で駐められるスペースがあります。
七線沢林道は当然ダートで幅もそれほど広くはないのですが走りにくいという印象はありません。むしろよく整備されている方だと思います。
過去記事には林道入り口から歩きでのアプローチもいいかもしれない旨書いてありました。ゆっくり歩いても30分はかからない距離ですし、紅葉を楽しみながらの散策もいいかもしれません。熊鈴はあったほうがよいでしょう。
過去に書いた激流の滝の記録から抜粋しました
初めての訪問した時の激流の滝の印象について
滝は、正直いって滝っぽくない。名前の通り「激しい流れ」である。
しかし、激流を作っている函状の岩が、何ともいえず独特の景観を見せている。滝そのものより、全体の雰囲気を味わうため、立ち寄ることは十分おすすめできる。
激流の滝のビューポイントについて
下の動画は3つあるビューポイントからそれぞれ撮影しています。参考になると幸いです。
滝(というより流れ)のビューポイントは大きく3カ所。
①車を降りてすぐの所では、激流の核心部が見られる。
②少し上流に移動すると、緩い流れから激流の始まる部分が見られる。
③下流に移動すれば、激流の最後の部分、真下に広く深い滝壺を見ながら、上流の激流をあわせてみることができる。この滝壺があるから一応「滝」と呼んでもいいか・・・?。
滝だけを目的するのではなく、ここにたどり着くまでの過程を楽しみ、独特の景観を見るためここに足を運んでみる、と考えるとおすすめスポットである。
ここまでは2004年10月6日(水)の記事から抜粋
2005年に書いた激流の滝の記録から抜粋
イナシベツの滝から、比翼の滝、晨光の滝を目指している途中なのは高広の滝と同じだが、期待度は全然違った。
雪解けの時期に、どれくらいの水量があるのか確かめておきたかった。そして、見ての感想は期待通り、いや、期待以上の迫力を持って、そして、これが「激流の滝」と呼ばれる所以だということがはっきりわかった。
とにかくものすごい流れだった・・・ 😮 。その勢いと、うねる様子に、畏敬の念を感じずにはいられなかった。
写真では、その迫力が全然伝わらない。一度は見ておいても損はない。この時期に見ておいて本当に良かった。
ちなみに林道はこの時期も全く問題なかった。見学に来る人が3組くらいいた。
激流の滝 動画
融雪期のすざまじい激流を少しは感じていただけるのではないでしょうか?
参考になるサイト
びふかアイランドのオアシス 天然泉 びふか温泉公式サイト【観光情報】美深温泉・宿泊予約
びふか温泉のサイトから
仁宇布の冷水・十六滝 – 美深町観光協会 – 北海道の美深町の観光をご案内いたします。イベント、観光スポット、宿泊施設、飲食店、特産品、等々。
美深町観光協会のサイトから
最後に
春の融雪期は激流そのもの。近づくのが恐ろしいほど。よくあんな距離から動画を撮影したものだと、今更ながら自分を褒めたいと思います。
簡単に見ることができるので、休憩がてら足をのばしてみることをおすすめします。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m