行者の滝 (西興部村)
2018/07/04
明治の末、滝に打たれながら親の病気回復を祈願をした女性行者がいたことから名づけられたそうです。
滝の上にはしめ縄が張られ、滝の前の大きな石碑と合わせて荘厳な雰囲気が漂っています。
行者の滝 概要
読み | ぎょうじゃのたき |
場所 | 西興部村奥興部 |
川名 | 興部川支流 |
落差 | 7m |
幅 | |
形状 | 分岐瀑 |
地形図 | 奥興部 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
行者の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R239→興部川本流林道(村道奥興部道路) | あり | 1分 |
国道から行者の滝駐車場までの行程
この日は名寄方面から国道239号線を西興部方面へ進みました。
天北峠からおよそ3km、奥興部に異様にでかい行者の滝看板があるので左折し興部川本流林道を道なりに走ります。およそ4.5kmで行者の滝駐車場に着きます。
西興部村方面から進む場合は「道の駅~にしおこっぺ花夢」から2.5kmのところに看板が見えるはずです。
林道走行は特に問題なさそうです
林道(村道)はダートですが幅が十分あってよく整備されているかと思います。走行に問題はなさそうです。
村道は行者の滝駐車場からさらに山の方にも延びています。「赤岩の滝」「黒岩の滝」へ行く道ですが車止めゲートがあり許可を取らないと車では入られないようです。
2004年に書いた行者の滝の記録から抜粋
行者の滝周辺は厳かな雰囲気につつまれています
駐車場に着くとまず目を引くのはいくつかの石碑。女行者が就業した場所ということもあってか、非常に神聖な感じがする。ある意味近づきがたい気もする。
行者の滝の印象など
この日は少し荒れていたような気がします。
ネットの写真で見ると、滝の上には注連縄(?)がはられているようだが、この日は多分台風で切れてしまったものと思われる。その残骸が上の方に引っかかっていた。
滝の水はこの日は異常に少なく、なめるような感じで岩肌をぬらす程度だった。残念である。
台形上の斜面だけが滝だと思っていたが、上の方を見ると、奥の方にもう一つ段が見える。そんなわけで一応段瀑ということにしておく。
流れは直接興部川に注ぎ込む。
この時は独断で「段瀑」としましたが思い返すと無理がありそうなので撤回します。
西興部村の観光に対する思い入れが感じられました
なお、川岸には、台風で倒れたのであろうたくさんの木が、とりあえず一時的に置かれている、といった感じで横たわっていた。
台風被害の大きさと、西興部村の観光への意気込みが強く感じられた。
このページの引用はすべて2004年10月7日(木)の記事から
行者の滝の動画です
参考になるサイト
北海道西興部村 | 行者の滝
西興部村のウェブサイトから
gyoujyatop
オホーツク総合振興局のサイトから
最後に
この日の行者の滝は水量が乏しかったこととしめ縄が落ちていたことでチョットだけ残念な訪問でした。可能なら毎年7月19日に行われる「行者の滝祭り」に合わせて来たいです。
なお、この日ここを訪れたことで2つの滝の存在を知ることができました。
奥の林道に進むため、入山ポストに記入しようと思い、あけてみると中には「オホーツクの森」というパンフが一緒に入っていた。
その中に「パンケの滝 (興部町)」「イナシベツの滝(雄武町)」2つの滝が紹介されていた。この日は、このあと滝上町経由で丸瀬布まで行くことにしていたが、通り道からそれほど遠くないこともあり、パンケの滝に行ってみることにする。(結局場所がわからずたどり着けなかったが・・・)
西興部村の三滝の訪問記録
行者の滝駐車場→黒岩の滝→赤岩の滝→行者の滝
07:30 行者の滝駐車場出発
08:25 赤岩の滝遊歩道入口着
08:55 黒岩の滝到着
10:10 黒岩の滝出発
10:50 赤岩の滝到着
12:05 赤岩の滝出発
13:20 行者の滝駐車場着
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m