末広の滝 (泊村) 〜 立ち入り禁止は解除されたのか?
立ち入り禁止なら引き返せばいいやとダメ元で寄ってみたら、お目にかかることができました。この滝はこの先もずっと見ることができないと思っていたので感激しました。
訪問日2018年5月9日(水)
末広の滝 概要
読み | すえひろのたき |
場所 | 泊村盃 |
川名 | 盃川 |
落差 | 5m |
幅 | 5m |
形状 | 直瀑 |
地形図 | 神恵内 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
末広の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R229→林道 | なし | 20分 |
駐車スペースまでのアプローチ
泊村市街地から国道229号線を北上し、神恵内村方面へ進みます。
カブト盃漁港を越えてまもなく、盃川に架かる橋の手前、右手に林道が延びているので右折します。三好商店さんが目印になります。
三好商店さんと民家の間を進みます。
1kmほど進むと二股分岐。これを左に進みます。ちなみにまっすぐ進むと別掲「盃川上流の滝」への道になります。
車で行けるところまで進むと・・・、
まっすぐ方向には廃墟。
左方向の突き当たりはアパート住人の駐車スペースなのでしょうか、車が駐められていました。
他の車の出入りに邪魔にならない場所に車を駐めさせてもらいあたりを見渡すと、車一台幅の遊歩道(?)が延びていました。
歩いて遊歩道を進んでみた
ここからは歩いて進むことにします。意外なことに歩き始めからしばらくは舗装道路でした。車で進むこともできたかも・・・
2、3分で盃川にかかる橋を渡ります。
さらに3分ほど進むと今までの車一台幅から一転、とても開けた場所に出ました。車で来たとしても10台以上余裕で駐められるでしょう。
後日歩いたGPSの軌跡を確認し、GoogleMap あるいは地形図の太線で示された道路はここまでなのではないかと思いました。
ここから先は雰囲気が少し変わります。
さらに5分ほど歩いて行くと進行方向右手に下っていくような踏み分け道を感じました。踏み分けと断定するには相当微妙な雰囲気でしたが、ダメ元で下ってみました。
写真
沢に近づくのは明らかでしたが、滝に近づいている感覚は全くありませんでした。半信半疑で進んで行きます。
進んでいくと踏分っぽくなってきました。
下り始めてから5分ほどで滝が見えてきました。
結果的に、滝までのアプローチは上記したとおりで合っていたのですが、下り始めに目印があったわけでもないので、緑の季節に再訪した場合、迷わずたどり着けるかは自信がありません。
印象 画像など
5mほどの落差でしたがその割に滝つぼが大きくて深いなというのが第一印象でした。この時期なので水量はきっと多かったと思います。
滝に近づいて核心部分をアップで撮影しました。
落口部分をアップで撮影してみました。
参考になるサイト
泊村のホームページに末広の滝が地図入りで紹介されていました。立ち入り禁止は解除になったのでしょうか?
末広の滝 – 泊村公式ホームページ – Tomari Village
最後に
末広の滝を知ったのは滝見を始めた2004年のころ。この数年前から末広の滝周辺への立ち入りが禁止されていました。
ゴミの不始末などマナーの欠如が目に余り泊村が立ち入り禁止の措置をとったという、北海道の滝マニアの間では有名な話でした。
今回のそもそもの目的は、どこから立ち入り禁止になっているかの確認でした。が、立ち入り禁止の看板はどこにもなく、遊歩道(?)を進んで行くうちに出会うこととなりました。
泊村のホームページに滝の紹介がされているように、立ち入り禁止は解除されたのかもしれません(未確認)。解除になったとしても、再び立ち入り禁止にならないよう最低限のマナーには皆さん気をつけましょう。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m