夕張 石炭の歴史村 天龍の滝と白糸の滝は無残な姿だった
夕張市にある石炭の歴史村の敷地内にある天龍の滝、その上流にあるまだ目にしたことがない白糸の滝を確認しにきました。滝見を始めて15年近く経ちますが、これまで経験したことがないくらいがっかりしたものになってしまいました。
11年前に来た時には立派な滝の看板もありましたが、この日はそれも見当たりませんでした。
訪問日2018年10月25日(木)
石炭の歴史村のGoogleMap
過去に作ったGoogleMapです
白糸の滝 探索の記録
今回のメインはまだ見たことがない白糸の滝を目にすることでしたが、泥水の天龍の滝を見て期待感はほとんどゼロ。やめようかなと思いましたが、せっかくなので写真だけは撮っておこうと出発します。
結果を先に言っておくと、かつてネットで見た画像とは似ても似つかぬ姿でした。もちろん泥水でした。
天龍の滝から白糸の滝まで
石炭の村駐車場に車を駐めさせてもらいます。もちろん無料でした。
白糸の滝に向かう前に天龍の滝を確認しました。滝が見える場所も特に整備された様子もなく、かつては川っぷちにあった滝の看板もありません。細長い木が倒れれていましたが、もしかするとそれが看板だったかも知れません。
白糸の滝をめざして出発します。下の写真の左手30mくらいの所に天龍の滝があります。
まずは川を渡りその向こうの急な階段を登ります。
階段を登り切ると開けた広い道路に出るのでこれを左方向に進んで行きます。
けっこう見所があったりします。
まもなく天龍の滝の上流を渡ります。上流を見ると治水工事がしっかりなされています。
今度は治水工事された川に沿って登っていきます。
左手のはるか上に跨線橋跡に歴史を感じながら進みます。
ず〜っと白いコンクリで固められた川の地肌が見える場所に来ました。
さらに上をめざすことに
歩き始めて10分以上経ったのでこれがそうなのかと思いつつ、ネット画像とは似ても似つかぬ姿にとまどいました。とりあえずさらに上に登って確認することにします。
川はすぐにコンクリートで固められた姿に逆戻り。
10分以上登っても景色に変化はなく、滝の気配はありません。はるか高い場所に工事用のダンプが見えてきました。すごいところで作業しているんですね・・・😲
道なりに歩いてたどり着いたのは小さな池。ここまで滝の気配は全くなし。ただ天龍の滝の泥水がここから発生していることがわかりました。
この池の水はとてもキレイで、鴨が気持ちよさそうに泳いでいるのが印象的でした。
上のどこで泥水が発生しているのかまではわかりませんが、発生した泥水を意図的にここまで運び、天然の川に合流させていることがわかりました。
最後に
天龍の滝の上流と言うことで、今回見たのは白糸の滝には違いないとは思います。あまりに違いすぎいる姿は、近年の大雨による崩壊なのかそれとも他に理由があるのかわかりません。
もし今回見たのが白糸の滝でないとすれば、そこ以外コンクリートで固められていたので白糸の滝はもう存在しないことになると言っていいでしょう。
それにしてもなぜ泥水をきれいな沢に合流させているのか?不思議でなりません。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m