北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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ナイオロップの滝〜紅葉に響くせせらぎの音に心和むひとときを

   

名寄の地名由来を名前に持つナイオロップの滝。見応え度は正直あまりありません。今度いつ来られるかわからないという消極的な理由だけで13年ぶりに寄ってみましたが、思いっきり心を和ませてもらいました。

ナイオロップの滝

ナイオロップの滝

訪問日
2017年10月9日(月)

2004年10月の訪問記録

ナイオロップの滝遊歩道入り口までのアプローチ

名寄市内から道道939号日進名寄線に入り「名寄サンピラーパーク日進」をめざします。

名寄川にかかる「日進橋」を渡りきると大きく左カーブしたその出口付近に右折する道があります。角に大きな「滝まで4.2km」の看板があるのでわかるかと思います。

道道939号分岐

道道939号から市道に右折

「国営農用地開発道路 市道日進4番通甲線」と青看板もあります。

市道日進4番通甲線

市道日進4番通甲線

道道939号分岐を起点にします。700mほどで踏切を渡り、さらに600mほど走ると道路幅が狭くなり、舗装の状態も悪くなります。

このあと最初の二股。これは右に行きます。なぜかこの二股については写真ないし分岐から◯kmのメモもありません。スルーしてしまったようです・・・🙇

道道分岐から3kmにある2番目の分岐は左のダートに進みます。

2番目の二股

2番目の二股は左のダートへ

さらに300m先に3番目の分岐。これは右へ。案内看板があったので迷うことはありませんでした。

3番目の分岐

3番目の分岐は右へ

看板には「滝まで300m」とありますが実測だと500mほどで林道終点。車数台なら余裕で駐められるスペースがあり転回も余裕です。

林道終点

林道終点の転回スペースに駐車

ナイオロップの滝遊歩道入り口はここにあります。

遊歩道入り口

ナイオロップの滝遊歩道入り口

ナイオロップの滝遊歩道は運動靴が必須

滝まで200mとありますが、もう少し距離があったように思います(気のせいかもしれませんが)。

歩き始めはウッドチップが敷かれた整備された遊歩道、といった風情でトレッキングシューズに履き替えなくてもよかったかな〜と一瞬後悔。

遊歩道歩き始め

遊歩道歩き始め

と、思ったのもつかの間。すぐに本性を現します。倒木が行く手をさえぎったり・・・

倒木

行く手をさえぎるように倒木が

大きな岩がゴロゴロあって足をくじきそうになることもしばしば。

大きな岩がいくつも転がる

大きな岩で足をくじきそうになる

距離は短いですが運動靴は必須です。トレッキングシューズでも決してオーバーではないと思いました。

途中から沢の方への下りになります。案内があり迷うことはありませんでしたが、かなり急です。

沢へ下る

遊歩道を下る

程なく十線川を間近に見る沢に着きます。

ナイオロップの滝

ナイオロップの滝を見上げる

ナイオロップの滝画像

遊歩道で見た紅葉もきれいでしたが、水の流れが入るとまた格別です。

ナイオロップの川と紅葉

ナイオロップの川と紅葉

水量については前回来た時よりは多かったとは思いましたが、この季節はいつ来てもそうなのか、水の流れを途切れ途切れにしか見ることができません。

でも、その水量が幸いしてせせらぎの音が耳に心地よかったです。その元となると思われる水の流れの一部を切り取ってみました。

水の流れ

水の流れ その1




水の流れ

水の流れ その2

最後に

これまでの画像をみても遊歩道の紅葉が結構見応えがあると思います。紅葉の中で聞くせせらぎの音に心を癒されました。

下流側の紅葉

滝の下流側の紅葉

遊歩道については「歩きづらかった」ですが、よく整備されているなと思いました(矛盾してますが)。特に沢に下りる道は大雨の後は悲惨な状態になるのではないでしょうか・・・。

季節を変えて見るのもいいかもしれません。特に融雪期の姿には興味を引かれます。

と、ここまで書いて・・・、前回の訪問記録に「夏はアブや虫に悩まされるかも」みたいなことを書いたっけ。夏はやっぱりやめようと思い直しました。

2004年10月の訪問記録


さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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