布敷の滝〜手稲山登山道平和の滝コースの真ん中にある一服の清涼剤
14年ぶり2回目の訪問になります。初めて来た時は写真を全く撮っていなかったので、今回は登山道の様子をメインに画像中心で紹介させていただきます。
管理人は滝見が目的でこの滝がゴールになりますが、手稲山山頂をめざす多くの人にとってはちょうど中間点。この先のきつい行程を前に一服するポイントなのでしょう。
訪問日2018年5月10日(木)
手稲山登山道入り口まで
布敷の滝は手稲山登山道平和の滝コースの途中にあります。登山道入り口は平和の滝駐車場にあります。平和の滝駐車場までの行程は下のGoogleMapを参照ください。
せっかく来たので平和の滝も撮影しました。季節柄、水量は非常に多く近づくと飛沫がすごかったです。
手稲山登山道平和の滝コース 前半戦
お寺さんのものと思われる建物の間に登山道入り口があります。
歩き始めは登山道というよりは遊歩道といった感じで普通の靴でも歩いて行けそうです。
もう終わったと思っていたさくらが咲いていました。
1kmほど歩くと大きな堰堤が見えてきました。ここからが本格的な登山道になりそうな気配が漂います。
橋を渡って間もなく、道が流水でえぐられていました。
琴似発寒川と別沢の流れが交わったところです。緑の季節だと別沢の流れは見えないでしょう。
沢の流れや登山道の様子など気になった風景を撮影しながら進んで行きます。琴似発寒川の流れが印象的だったのでスローシャッターで撮影してみました。
上の写真を撮影した場所からすぐのところで今回一番危険だった場所です。道が崩落のせいで沢側に傾斜していて、足を滑らすとまちがいなく川に転落です。
だんだん傾斜が急になってきました。登山道といった雰囲気満載ですがまだまだ序の口でした。
琴似発寒川を離れ金鉱の沢へ
歩き始めて1時間20分ほどで琴似発寒川にかかる小滝が見えてきました。25000分に1地形図で下流側から3番目の滝マークだと思われます。緑の季節だと登山道からは(多分)見えないでしょう。
この滝が見えると琴似発寒川本流とお別れ。別沢の方に進んで行きます。別掲の記事を見直して「金鉱の沢」と呼ばれていることを思い出しました。
別沢を進んで3分ほどで通行止め(?)
登山道は上画像の左側を上っていくようです。傾斜がメッチャ急でした。
少し上ると沢の反対側に滝っぽい流れが見えました。これは前回来た時にも見た滝に違いありません。これが布敷の滝なのでは?と最初は勘違いしたことを思い出しましたが、こんな急な斜面を登った記憶はありません。
前回来た時は大量の雪が金鉱の沢の上にも残っていて、その上を進んだことを思い出しました。今回、本来の登山道のルートを初めて知りました。
急な坂を登ること3分ほどで尾根スジに出ました。進行方向左手に琴似発寒川、右手に布敷の滝がある別沢が見えます、というか感じられます。
5分ほど尾根スジを進んで行くと、遠くに見覚えのある流れが見えてきました。ここから沢の方へゆっくり下っていきます。
下っていく途中登山道は残雪に埋もれていました。足を滑らせないよう慎重に進んで行きます。凍ってはいなかったのでトレッキングシューズのままで大丈夫でした。
布敷の滝 画像
沢にかかる橋の上から撮影。
滝の正面から撮影。
この位置からだと下の部分が見えませんが、上の流れがよく見えます。
一番ポピュラーなアングルでしょう。緑の季節前なのでさえぎられることもなく全体像をを見ることができました。
ここからも上部の流れが見えました。
中段の流れです。水量が多すぎず少なすぎずでよい雰囲気でした。
滝つぼはありません。
撮影した場所の横に登山道の案内看板がありました。
落ち口まで登ってみましたが、いい写真は撮れませんでした。
最後に
今回の訪問は5月10日。前回は5月2日だったので一週間の違いですが残雪の量がずいぶんと違うことに驚きました。14年前と比べると気温が高くなっている証かもしれません。
平和の滝駐車場にもう終わっていたと思った桜がまだきれいに咲いていました。疲れた体がいやされました。
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m