白ひげの滝 (美瑛町)
十勝岳連邦の伏流水が渓谷の断崖の岩の隙間から細く数多くしみだし流れ落ちる様が白い髭にみえることから名付けられました。青い川の流れもとても印象的。
白ひげの滝 概要
読み | しらひげのたき |
場所 | 美瑛町白金 |
川名 | なし |
落差 | 30m |
幅 | 40m |
形状 | 潜流瀑 |
地形図 | 白金温泉 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
白ひげの滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
r966 | なし | 2〜3分 |
美瑛町市街から道道966号十勝岳温泉美瑛線で白金温泉を目指します。ひたすら道なりに進みます。
白金温泉に入るとすぐ左手に「ホテルパークヒルズ」が目に入ります。このホテルを越えたところで左折。最初は気づかなかったのですが小さな滝の看板もあります。
白ひげの滝はこの交差点から100mほど進んだところにある「白金橋(ブルーリバー橋)」の上から見ることができます。下を流れるのは美瑛川。
この日は橋の前を含めてたくさんの車が駐まっていて駐車スペースを探すのに苦労しました。普通はすぐ近くに駐められると思うのですが・・・。
白ひげの滝 2007年の記録から
それ以上に目をひくのが川の色。コバルトブルーとでもいうのだろうか、淡い水色の流れ。残雪の白色とのコントラストがとてもすばらしい。
この色は、硫黄分を含んでいることによるものらしい。硫黄と青い色がどうにも結びつかない(同行した下の娘曰く、硫酸銅溶液など、銅の化合物は青系だったというのだが・・・)。ま、小難しいことはともかく、すばらしい景観に満足・・・ 🙂 。
過去記事はすべて2007年4月28日(土)の記録
美瑛川が青く見える理由
白ひげの滝に代表されるこのあたりの湧水には水酸化アルミニウムなどの白色系の微粒子が含まれているとのこと。その湧水と美瑛川本流の水と混ざることによって微粒子が分散されコロイドと呼ばれる状態になり、これに太陽光が当たるとコロイドの粒子と衝突し散乱されやすい青色の光が目に届き美しい青色に見えるそうです。(わかったようなわからないような・・・(^_^;)
水そのものには色がついているわけではなく、散乱した光のせいで青く見えるということでしょうか?
さらに・・・、滝の横から流している温泉水に含まれるイオウ・石灰などの成分が川底の石や岩を白くし、光がより散乱しやすくなるため水の青さをよりいっそう際立つそうです。
要は、硫黄成分を含んでいるから青いのではなく、硫黄成分が青さを際立たせているということだったんですね。
白金不動の滝を見に行くも残雪に阻まれた
白ひげの滝を見たあと近くにある白金不動の滝を見に行きましたが、滝へ通じる遊歩道が深い残雪に閉ざされて見ることができませんでした。季節が早すぎたようです。
ちなみに、白ひげの滝の看板がある交差点から1kmほどもどったところにバス停「不動の滝」があり、その近くに不動尊の石碑 (?)も見られます。
最後に 青い池
2010年頃から話題になりあっという間にメジャーなスポットになった「青い池」。白ひげの滝を見に行くなら青い池にも寄らないと損です。というか逆ですね。
「青い池」を見たあとは白ひげの滝や白金不動の滝に立ち寄ることをおすすめします。
びえい白金温泉観光組合:美瑛観光情報
白金温泉周辺の観光スポット一覧
訪問日2007年04月28日(土)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m