北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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白ひげの滝 (美瑛町)

   

十勝岳連邦の伏流水が渓谷の断崖の岩の隙間から細く数多くしみだし流れ落ちる様が白い髭にみえることから名付けられました。青い川の流れもとても印象的。

白ひげの滝

白ひげの滝 2007年4月28日撮影

白ひげの滝 概要

読み しらひげのたき
場所 美瑛町白金
川名 なし
落差 30m
40m
形状 潜流瀑
地形図 白金温泉
難易度 ★☆☆☆☆

白ひげの滝までのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
r966 なし 2〜3分

美瑛町市街から道道966号十勝岳温泉美瑛線で白金温泉を目指します。ひたすら道なりに進みます。

白金温泉に入るとすぐ左手に「ホテルパークヒルズ」が目に入ります。このホテルを越えたところで左折。最初は気づかなかったのですが小さな滝の看板もあります。

白ひげの滝はこの交差点から100mほど進んだところにある「白金橋(ブルーリバー橋)」の上から見ることができます。下を流れるのは美瑛川。

ホテルパークヒルズを越えてすぐ左折

ホテルパークヒルズを越えてすぐ左折

小さな看板

角にある小さな看板

白金橋(ブルーリバー橋)

白金橋(ブルーリバー橋)

この日は橋の前を含めてたくさんの車が駐まっていて駐車スペースを探すのに苦労しました。普通はすぐ近くに駐められると思うのですが・・・。


白ひげの滝 2007年の記録から

断崖の途中4カ所からわき出す流れが、幾筋にもなって流れ落ちている。いわゆる潜流瀑。知床の「フレペの滝」、広尾の「フンベの滝」と同じ仲間だ。そこそこ高さもあり、流れる様はなかなかのものだ。

白ひげの滝

白ひげの滝

崖の途中から水がしみ出している

崖の途中から水がしみ出している

それ以上に目をひくのが川の色。コバルトブルーとでもいうのだろうか、淡い水色の流れ。残雪の白色とのコントラストがとてもすばらしい。

この色は、硫黄分を含んでいることによるものらしい。硫黄と青い色がどうにも結びつかない(同行した下の娘曰く、硫酸銅溶液など、銅の化合物は青系だったというのだが・・・)。ま、小難しいことはともかく、すばらしい景観に満足・・・ 🙂 。

美瑛川(ブルーリバー)

美瑛川 別名の通り青い川

過去記事はすべて2007年4月28日(土)の記録

美瑛川が青く見える理由

白ひげの滝に代表されるこのあたりの湧水には水酸化アルミニウムなどの白色系の微粒子が含まれているとのこと。その湧水と美瑛川本流の水と混ざることによって微粒子が分散されコロイドと呼ばれる状態になり、これに太陽光が当たるとコロイドの粒子と衝突し散乱されやすい青色の光が目に届き美しい青色に見えるそうです。(わかったようなわからないような・・・(^_^;)

水そのものには色がついているわけではなく、散乱した光のせいで青く見えるということでしょうか?

さらに・・・、滝の横から流している温泉水に含まれるイオウ・石灰などの成分が川底の石や岩を白くし、光がより散乱しやすくなるため水の青さをよりいっそう際立つそうです。

要は、硫黄成分を含んでいるから青いのではなく、硫黄成分が青さを際立たせているということだったんですね。

白金不動の滝を見に行くも残雪に阻まれた

白ひげの滝を見たあと近くにある白金不動の滝を見に行きましたが、滝へ通じる遊歩道が深い残雪に閉ざされて見ることができませんでした。季節が早すぎたようです。

ちなみに、白ひげの滝の看板がある交差点から1kmほどもどったところにバス停「不動の滝」があり、その近くに不動尊の石碑 (?)も見られます。

残雪に閉ざされた白金不動の滝への遊歩道

深い残雪に閉ざされた白金不動の滝への遊歩道

最後に 青い池

2010年頃から話題になりあっという間にメジャーなスポットになった「青い池」。白ひげの滝を見に行くなら青い池にも寄らないと損です。というか逆ですね。

「青い池」を見たあとは白ひげの滝や白金不動の滝に立ち寄ることをおすすめします。

【一度は見たい絶景!】美瑛・青い池の四季の魅力と行き方!

びえい白金温泉観光組合:美瑛観光情報
白金温泉周辺の観光スポット一覧

訪問日
2007年04月28日(土)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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