北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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湯の滝 (新得町) 未到の記録

   

はじめにお断り

当サイトは基本、管理人が目にした滝を紹介することにしていますが、このページの湯の滝については場所がわからず見ることができませんでした。

ただ、管理人の中ではこの滝を探索したことが今でも印象深く残っていること、そして、湯の滝の探索前に見た「一糸の滝」と探索後の「盤上の滝」、2滝の記録のつなぎとしてこのブログにも未到の記録を残すことにしました。

未到の記録ゆえ、実際と違っている記述があるかもしれませんが、このページは管理人が2008年10月12日に「湯の滝」を探索した時の記録ということでご理解いただけたらと思います。

カバの沢周辺地図2008年作成

湯の滝があると思われるカバの沢周辺地図

2008年当時はこの滝に関する情報はネット上にもほとんどありませんでしたが、この記事を書くに当たり調べてみたらけっこう見た人がいるんでおどろきました。管理人も機会を見て再訪したくなりました。

湯の滝情報 by 山の交流館とむら

ご主人によると、

(シートカチ第5支線林道から)この地形図にはない林道に入り、途中から低木松で車体の下をこすりながら、行き止まりまで車を進める。

そこは、車を止めるには十分すぎるほどのスペースがあり、転回も問題なくできる。

そこに車を止め、急な坂道(踏分道というか獣道のような状態)を下りていくと、目的の滝が見られるという。

以下、一糸の滝の続きとしてお読みください。

シートカチ第5支線林道から脇道まで

一糸の滝から、シートカチ林道を2kmほど走ると林道分岐。シートカチ第5支線林道へ右折する。これまでよりも傾斜がややきつくなるが、それほど走りにくいことはない。

この林道は、地形図上では一本道にしか見えないが、掲載したマップに記したように、分岐して北へ向かう林道がある。これは山の交流館とむらのご主人から聞いた情報。

地形図にはない林道を進む

地形図にない林道のさらに分岐で

地形図にない林道のさらに分岐で

低木松に車体をこすりながら進む

地形図にない林道は道幅も細く、傾斜もきつくてかなり走りづらい。この林道に入って1.5kmほどでまた分岐。この分岐は見た瞬間、車では進めないことがわかるので道なりに進む。

そのあと300mほどでまた分岐。これはかなり無理すれば、車で進めそうな道で、しかも、山の交流館とむらのご主人が言っていた、低木松が道の真ん中に生えているのが見える。

草で車体をこするのは何度もあるが、木でこするのは経験がない。はたして車は大丈夫なのか?などと思いながら、意を決してこの道を進む。

笹藪を進むとすぐ行き止まり

低木松は100mほどでなくなったが、そのあとは道というよりは笹藪の中を進む感じ。ほんの数百mで完全に行き止まり。でもご主人が言っていたような広いスペースはなく、かろうじて転回できる程度。また、車を止めた場所から急坂を下りると言われたが、なだらかな下りの傾斜がついているだけ。イメージとは全然違うが、歩いて下ってみることにする。

歩いて散策するも湯の滝は見つからず

持っている地形図は、ここではほとんど役に立たない。コンパスで方向を確認しながら進んでいく。

とりあえずまっすぐ下っていくと、深い谷に出くわす。掲載した地図の青とピンクのマークがそれだが、少なくともこの間は、深い笹藪が壁のように密生していて、谷へ下りられるような踏分は見当たらなかった。

ここはあきらめて車に戻る。

アクシデント

車に乗り込んで笹藪に覆われた道を戻るが、途中で本当に笹藪の中に入りこんでしまった。左カーブするところがわからず、まっすぐ進んでしまったため。

本来の道からは100m以上進んでいる。バックすればすむことだが、目安になるものがないので、深みにはまる可能性がある。かといって、転回できるようなスペースは当然だがない。

これまでいろんな所を走ったが、この時ほどやばいと思ったことはない・・・・ [worried] 。

結局、少しバックさせて、深みにはまることがないことを確認した上で、強引に転回して元に戻ることができた。

最後に

間抜けなレポートですみません

こんなアクシデントがあったこともあり、この滝は今日の所はあきらめることにした。写真もほとんど撮っておらず、地形図にない林道入口も、GPSで場所を確認していない。なんとも間抜けなレポートになってしまった。

あとになって考えれば、分岐に入らず、この林道を素直に道なりに走っておけばよかったのかもしれない。もっと言えば、山の交流館とむらのご主人のいう地形図にない林道は、1本だけではないのかもしれない。

この辺は、いつか機会があれば確認したい・・・(が、低木松で車体をこするのは2度としたくないし・・・ 🙁 )

もう一つのアクシデントに深く反省

アクシデントがもう一つ。歩いて散策中(だと思われるが)ビデオ三脚のパン棒を落としてしまった。ネジをしっかり締めていればあり得ないことだが、確認を怠ってしまった。

今年9月、積丹大滝に行った時、大滝川に偏光サングラスを落としたのに続き、またしてもゴミを残してしまった。深く反省。

湯の滝について書かれたサイト

新得湯の滝 ( 北海道 ) – どさんこ秘湯ファンのブログ – Yahoo!ブログ
奥十勝橋から遡行でアプローチした記録です

新得町湯の滝 下部露天風呂 – じゅん☆ブログ
やはり遡行の記録

東大雪湯の滝 – 露天風呂マニアの温泉探索記
林道からのアプローチに成功したようです

2008年当時はほとんど情報がなかったと記憶していますが、この記事をリライトした2017年時点では上記の他多数の記録を確認しました。

訪問日
未踏2008年10月12日(日)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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