北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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カシュニの滝〜海から見る知床半島の滝その6〜

   

チャラセナイの滝からおよそ5分?で見えてきます。今回のクルージングでのお目当ての滝。管理人の期待に応えるかのようにじっくり見ることができました。

「カシュニ」はアイヌ語で「狩り小屋のあるところ」という意味らしいのですが、なぜこう呼ばれるようになったのかはわかりません。

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少し斜に構えたカシュニの滝 2004年6月2日撮影

読み かしゅにのたき
川名 チャラセナイ川
落差
形状 直瀑(+段瀑?)
地形図 ルシャ川
難易度 ★☆☆☆☆

カシュニの滝の形と落差について

ウェブサイトでよく見る写真では典型的な直瀑でしょう。落差は30mとしているものが多いかと思いますが、実際に見るとそこまで落差があるとは思えませんでした。

今回のクルージングで直瀑部分の上に段瀑状の流れがあることがわかりました。この部分も含めて考えると落差は30m位になるかもしれません。

カシュニの滝 周辺地図

チャラセナイの滝とカシュニの滝は割と近い位置にあリます。無名滝5もふくめて一つのGoogle Mapsにまとめました。


カシュニの滝の動画

道路地図にものっているほどメジャー(?)なカシュニの滝。クルーザーも完全に止まってゆっくり堪能することができました。

カシュニの滝を往路で撮影したもの

深く切れ込んだ谷間を流れ岩壁から直接オホーツク海におちる様はいくら見続けてもあきることはありません。滝の上部が段瀑になっているのは今回初めて知りました。

もう一つ気づいたのはあきらかに「裏見の滝」であること。もっとも滝の裏に回ることは実際には不可能でしょうが・・・。

せっかくなので復路で撮影した動画ものせておきます


最後に

知床岬までのクルージングを決めたのは、この「カシュニの滝」をひと目見て動画に収めておきたかったから。(見返すと下手くそな撮影ですが・・^^;)

実際目にしてみると落差はそれほどでもなく、大きな滝を目にしたあとでは余計に小さく感じました。が、思い入れが一番だったこの滝が今回のクルージングでベストの滝です、管理人の中では。

海から見る知床半島の滝シリーズ一覧

クルーザーの旅で最初に見えるのはフレペの滝ですが、陸からも見られるので「海から見る」シリーズからは外しました。


さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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