二段五丈の滝 (足寄町)
ところどころ黒が混じる全体的には茶色の急斜面をなめるように水が落ちています。水量は少ないですが落ちる水が奏でる優しい音と川のせせらぎ音とのハーモニーに心を癒されました。
2005年訪問時には間違いなく存在した建物が今(この記事を書いている2016年3月時点)でもあるかどうかは確認できていません。2005年9月の記録として読んでいただけたら幸いです。
二段五丈の滝 概要
読み | にだんごじょうのたき |
別名 | 二段五条の滝 |
場所 | 足寄町中足寄 |
川名 | 足寄川支流? |
落差 | 15m |
幅 | |
形状 | 分岐瀑 |
地形図 | 愛冠 |
難易度 | ★★★☆☆ |
特記 | あれば |
二段五丈の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R241 | なし | 15分 |
足寄市街地から国道241号線を阿寒湖方面へ進みます。
足寄市街中心部から7kmほど走ると国道右手にポツンと立っている「西村緑化センター」今は営業していないとのことですがこれがとりあえず第一の目印。
さらに200mほど進むとやはり国道の右手やや奥まったところに一軒の廃屋(農作業の資材置き場になっているようだ)があります。この建物の横に車を駐めさせてもらいます。
(ここまで現在進行形のように書きましたが「西村緑化センター」や「資材置き場」の建物があるかどうか、この記事を書いている2016年3月時点で確認できていません)
Google Mapsではわかりづらいので当時カシミール3Dをベースに作成した地図を掲載しておきます。
2005年の記録から二段五丈の滝までの行程をおさらいします
最初に目指すのは「西村緑化センター」だった建物
さらに200mほど進んだ場所に廃屋があるのでその横に車を駐めます。
国道から遠ざかる方向に進みます
国道に背をむけ畑を左手に見ながら国道から遠ざかる方向に進みます。
行き止まりに見える右手の踏み分けを進みます
100mほど進むと行き止まりに見えます。が、進行方向右手に踏み分けがあるので進みます。
断崖や崩落跡を見ながら少しずつ下っていきます
下りきったら沢の音を頼りに進みます
踏みかけ道をみちなりに進むと下りきったところで左カーブします。これだと沢から遠ざかる方に進むことになるのでカーブせず藪こぎするようにまっすぐ進んでいきます。
水の音をたよりに進むと踏み分け道があります。
過去記事はすべて2005年9月17日(土)の記録
二段五丈の滝 動画
2005年に書いた二段五丈の滝の記録から抜粋
わかってしまえば簡単ですがこの滝を探し当てるのにかなり苦労しました。その様子もこのブログにも残しておきます。
今回は8月19日のリベンジ
実は同じ年(2005年)の8月にも西村緑化センター跡までは来てはいたのですが天候のせいもあり見つけることはできませんでした。その時の記録です。
この建物の裏は小さな沢になっている。最初、この沢のどこかにかかっているものだと思いこんでいたのだが、どこにも滝の気配はない。
雨も降ってきたし、今回はここであっさりあきらめてしまった。
2005年8月19日(金)の記録から
前回は国道側の沢沿いを散策しました。今回は反対側の沢沿いを散策しようと向こう側に渡る場所を探して資材置き場の建物を見つけた次第です。
今回は、沢の向こう側から見たらわかるのではないかと考える。
西村緑化センターから、さらに阿寒湖方面へ200mほど進むと、やはり右手の国道から何mか奥まったところに、一軒の廃屋(農作業の資材置き場になっているようだ)がある。この横に車を止め、畑を横切って緑化センターの裏を目指す。
滝の落ち口を発見し滝の存在を確認した
沢を挟んで反対側に、緑化センターの建物が見えるところまできた。ここまで来るのはそれほど難儀なことではない。
なにか魚を養殖しているのであろうか?大きな生簀がある。しかし滝の気配はない。ネットの情報が間違っているのか?ちょっとブルーになりかける。
沢は、緑化センターまでは国道とほぼ平行に走っているが、この辺から向きを変え、国道から遠ざかるほうに伸びている。薮こぎになるが進んでみる。
なかなか進みづらかったが、100mも行かないうちに滝の落ち口が見えてきた。これだ・・・ 😮 。なんだかよくわからないが、とりあえず滝の存在だけは確認できた。
滝を下から見るためにはどうしたらいいの?
どうやって滝下まで行こうか?これが次の課題である。ここからだと、20mほどの高さをほぼ垂直に降りることになるので、管理人には不可能だ。ここから車を止めた方向に戻ることにする。また藪こぎだ。
200mほど進み視界が開けてきた。国道のほうを見ると、100mほど先に自分の車が見える。そしてここに下りの踏み分け道を見つける。まさしくさっき見た滝の方向を向いている。なんのことはない、車からおりて、国道から遠ざかる方に歩けば何の苦もなくここまで来られるのだ。
また迷ってしまうも無事滝を目にすることができました
のびた草の中、ゆるい下り道を進む。踏み分けは最後まで続いている。途中、右手の斜面からの崩落跡が見られる。
何も考えずに踏みわけを進んでいくと、だだっ広い工事現場に出てしまった。さっき見た滝はどこ?ちょっと不安になったが、沢の流れを見つけたので、これをたよりに戻ってみる。
木の枝が邪魔で思うように進めないが、滝の音がかすかに聞こえる。ところどころ枯れ枝を折りながらやっとのことで、滝下に到着。
過去記事はことわりのあるもの以外は2005年9月17日(土)の記録から
最後に
高さはそこそこあるものの滝それ自体の見ごたえ度は正直それほど高くはありませんでした。ただこの当時ほとんど情報がない中やっとのことでしかも2日がかりでこの滝を見つけたことについては満足度の高い滝見となりました。
当時の情報の中に「西山緑化センター」というキーワードがありましたが最初の訪問時に「西村緑化センター」であることを確認したことが書かれていました。
足寄市街地から、国道241号線を阿寒湖方面へ向かう。
7kmほど走ると、国道右手にポツンと立っている「西村緑化センター」、とりあえずこれが目印となるか?(ネットでこの滝の情報を探しているとき「西山緑化センター」となっていたが、「西村緑化センター」が正しいことがわかった。これが今回の唯一の収穫・・・ 🙁 )
2005年8月19日(金)の記録から
訪問日未踏2005年08月19日(金)2005年09月17日(土)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m