屏風岩の滝 (足寄町)
屏風岩と呼ばれる断崖の近くにあるのでこう呼ばれるのでしょうか?正面から見る姿も屏風のように見えるかもしれません・・・。どちらが名前の由来なのでしょう?
屏風岩の滝 概要
読み | びょうぶいわのたき |
別表記 | びよぶいわの滝(案内看板から) |
場所 | 足寄町上利別 |
川名 | パンケトブシ川 |
落差 | 7m |
幅 | 15m |
形状 | 分岐瀑+段瀑 |
地形図 | 大誉地(およち) |
難易度 | ★★★☆☆ |
特記 | あれば |
屏風岩の滝までのアプローチ
ルート (R=国道 r=道道) | 駐車場 | 徒歩 | 特記 |
R242→下斗伏林道 | なし | 20分 |
国道から滝までの距離はおよそ2km。そのうち車で1.4km進み600mほど歩くことになります。歩きの途中では4つある鹿の防護柵の開け閉めがあったり、藪こぎで進まなければならなかったりで短い距離の割には時間がかかってしまいました。
国道242号沿いに滝の看板があります
足寄市街から国道242号線を陸別方面へ進みます。
上利別を越えてまもなく第三利別橋、第四利別橋を渡るとすぐ左手に「トブシの滝」看板と「屏風岩の滝」案内看板をみることができます。JR足寄駅からだと距離にして18km弱になります。
国道から屏風岩の滝までの行程をスライドショーにまとめました
国道から下斗伏林道を車で進み、車を下りたら鹿の防護フェンスをくぐりながら藪こぎし滝に下りる遊歩道までの行程になります。滝の動画はこのページの下の方にあります。
以下、屏風岩の滝まで2005年8月18日の記録から抜粋します。
下斗伏林道を車で行けるところまで進みます
下斗伏林道の一部は車のボディをこすりながらの走行を覚悟したほうがいいです(下写真)。
「トブシの滝」は後回しにする。
屏風岩の滝へは横の町道を登っていく。300m程登ると民家(廃屋かもしれない) の前に立派な看板がある。壁には「滝まで1.7km」の表示もある。
矢印の方向に車を進めると、すぐにだだっ広い畑の中の農道になる。タイヤの間には草がのびているので、ボディの下をこすりながらの走行になるので覚悟が必要。それがいやなら廃屋の横に車を止めてここから歩いた方がよい。管理人は車で進んだ。
鹿の防護柵のドアは開けたら必ず閉めましょう
廃屋前の看板から1kmほど走り、そこに車を止めてここから歩くことにする。「滝まで600m」の表示あり。
100m程歩くと鹿の防護柵にぶつかる。というか、この辺一帯は防護柵で囲んでいるようだ。しかし人が通る場所はドアがついていて、鎖で止めているだけなので、簡単に進むことができる。
ただし、開けたら必ず閉めるように注意書きがある。
屏風岩は急いで通過しましょうw
この辺から道は草がのび放題で、ちょっとした藪こぎで進むことが多くなる。
二つ目の防護柵を越えると「屏風岩」とよばれる断崖の壁が続く。万が一崩れてきても逃げようがない。防護柵の一部が崩落のためつぶれている。
落石注意 急いでお通り下さい
の看板が気休めにもならない。防護柵のドアは閉めなければならないし、のびた草が足元を邪魔するし、崩れてきた岩がそのままになっているところもあったりで、そんなに急いでは通れない・・・ 。
4つ目の防護柵のドアが滝への下り口
屏風岩をすぎると3つ目の防護柵。そのすぐ向こうに4つ目(最後)の防護柵が見える。ここが滝への下り口となる。やや急な道ではあるが、藪こぎすることもなくあっさりと滝下に行くことができた。
屏風岩の滝の印象など
思っていたより水量もあり、立派な滝だったが、滝に向かって左側が木の枝で隠れて見えない。元々こうだったのか、昨年の台風以来なのかはわからないが残念だった。
せっかく来たので、上からも見てみようと思い登ってみる。当然道などあるわけもなく、蜘蛛の巣を払いながら藪こぎで登るも、思った程の景観ではなかった。夏場の滝見はあまりよろしくないことを改めて感じてしまった。
過去記事はすべて2005年8月18日(水)の記録
屏風岩の滝 動画
最後に
正直、手軽に見られる滝ではありません。季節的なものでしょうが屏風岩を通過するあたりはかなりの藪こぎになってしまいました。次回行くならば雪がとけてから草木がのびるまでの間がいいと思っています。
訪問日2005年08月18日(水)
さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m