北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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平田内川の滝 (八雲町 旧熊石町)

   

平田内(ひらたない)という地名はアイヌ語のピラ・タ・ナイ(=崖の北方の川)からきているそうです。滝というより激流といった方がいいかもしれません。

湯船から見た平田内川上流

平田内川を湯船から撮影した

平田内川の滝 概要

読み
場所 八雲町熊石平町
川名 平田内川
落差
形状 渓流瀑
地形図 渡島鮎川 熊石
難易度 ★★☆☆☆

平田内川の滝へは白水岳登山道入り口を目ざすとよいでしょう

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R229→町道湯ノ沢線 あり 5分+5分 白水岳登山道入り口

乙部町方面から国道229号線を北上します。

国道277号の分岐を越えてまもなく「ひらたない荘」「あわびの湯」へ向かう町道湯ノ沢線に入ります。大きな看板があるので見落とすことはないでしょう。

右折してから1.5kmであわびの湯、さらに3.4km進むと平田内温泉の駐車場があります。温泉の駐車場というか白水岳(しらみずだけ)の登山道入り口といった方がわかりやすいかもしれません。

白水岳登山道入り口看板

白水岳登山道入り口看板

熊の湯温泉までは歩きになります。案内看板では50mとなっていますがぱっと見でもその倍以上は歩くのがわかるでしょう。もっともそれほど大きな差ではなく、五十歩百歩ならぬ50m100mでしょうか?・・・ 🙂

熊ノ湯の方へ進む

天然の露天風呂熊ノ湯へ歩く


平田内川の滝 2006年の記録から

熊ノ湯温泉の上から平田内川を見下ろす

どこをさして滝と呼ぶのか未だにわかりません。

温泉は、道路から少しくだったところにあり、滝は、というか川はそのすぐ横を流れている。

上から見ると木の葉の陰になりながらも、何段もの急流が確認できる。ただし一段一段の落差はそれほどない。

上から湯船を見る

上から湯船のあたりをのぞきこむ

上から見た平田内川上流

上から平田内川の上流を見る

平田内川へ下りてみる

温泉の方に下りてみる。途中に脱衣所がある。一応男女別になっているが、これではあまり意味がないのでは・・・ 😕 。

温泉は天然の湯船になっていて、湯温はかなり熱め。ホースで川の水が引けるようになっていて、これで温度を調節するようだ(?)。

湯船と平田内川

天然(?)の湯船のすぐ横に平田内川の激流がはしる

滝というより激流か?

肝心の滝だが、滝というより激流、流れだけをみれば、雪解け時期に見た、美深町の「激流の滝」を思い出した。

こんなすごい流れをすぐ脇に見ながら、温泉につかるシチュエーションはあまりないかもしれない。

この日は、岩が乾いていたのですべる心配はほとんどなかったが、ちょっとぬれるとすべって川に転落?、なんてこともあり得なくないなと心配してしまった。

湯船から見た平田内川上流

湯船から平田内川上流を見る

湯船の横の激流

湯船の脇を激流がはしる

過去記事はすべて2006年6月4日(日)の記録

平田内川の滝 動画

動画


参考になるサイト

平田内川
平田内川の沢登り、大きな滝があるんですね

岩本山岳会 : 平田内川~白水岳
平田内川遡行の様子

最後に

滝の紹介というより熊の湯の紹介になってしまいました。

日曜日のお昼時、天気がよかったこともありたくさんの人が訪れていました。湯には入らず激流を楽しむ人、湯につかる人、それぞれにこのロケーションを楽しんでいるようでした。

気温が高かったせいか虫がかなり気になりました。特に湯につかる人は虫をはらいながらの入浴で、そういう意味ではゆっくりできなかったかもしれません?

夏場にはもっと悩ませられることになるのかもしれませんが・・・。

湯船の縁から激流を見る人

湯船の縁から激流を見る人

駐車場へ引き上げる途中で平田内川に注ぐ沢の中に滝状の流れが目に入りました。

木の葉に隠れて見えにくいんですが、細身で結構落差のある立派な滝に見えました。葉の少ない雪解け時期に確認してみたいですね。

木の葉の間に滝状の流れ

木の葉の間から滝状の流れが見えた

ズームしてみた

ズームしてみた〜りっぱな流れ?

訪問日
2006年06月04日(日)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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