北海道の滝めぐり 〜リターンズ〜

北海道の滝を紹介するサイトです。管理人seabirdが自らの足で赴き自らの目で確認した北海道の滝見の記録を中心に滝めぐりに役立つ情報を発信します

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白帆の滝 (札幌市南区)

   

2007年の冬に初めて訪れるまでは滝の情報が少なくその場に行ってもここが白帆の滝だと確信できませんでした。今は案内看板もあり、ホームページのマップにも滝野公園の4滝の一つとして掲載されています。

白帆の滝全景

白帆の滝 2008年8月16日撮影

白帆の滝 概要

読み しらほのたき
場所 札幌市南区滝野
川名 白帆の沢川
落差 10m
3m
形状 分岐瀑
地形図 空沼岳
難易度 ★★☆☆☆
特記 滝野すずらん丘陵公園内

滝野公園内の滝を見るにあたって

国営滝野すずらん丘陵公園内には白帆の滝を含め4つの滝があります。滝を見るためには公園の営業時間内でなければなりません。

その他公園内では禁止されていることもありますので、公園を利用する際はぜひ滝野公園のオフィシャルウェブサイトをご覧になってください。(公園の回し者ではありませんよ)

国営滝野すずらん丘陵公園オフィシャルウェブサイト

白帆の滝までのアプローチ

ルート (R=国道 r=道道) 駐車場 徒歩 特記
R36→r334
R451→r334
あり 15分 渓流口駐車場

札幌市内中心部から国道36号線を千歳方面へ進みます。真栄の西友が左手に見える交差点を右折、道道341号真駒内御料札幌線に入ります。

12kmほどで鱒見口駐車場がありますが、白帆の滝に行くならこれをやり過ごしおよそ800m先の渓流口駐車場に車を駐めるのがいいでしょう。


ちなみに駐車場の料金は410円。だだしここに来る前に例えば鱒見口の駐車場を利用していればその領収書を見せればいいそうです(もちろん当日のものだけですが)。

白帆の滝 2008年の記録から抜粋

白帆橋を渡ると案内看板

渓流口から入り、アシリベツの滝に向かう途中、厚別川にかかる橋の一つ、「白帆橋」を渡ったところに案内看板。こんなのあったかな?と疑問を感じつつも、この時点で前回冬にきた場所に、ほぼ間違いはないだろうと確信を深める。

白帆の滝看板

白帆橋付近の白帆の滝看板

急坂を300mほど登る

看板から、2,300m歩けば遊歩道に出るはずだが、この日は自転車「ESCAPE R3」で登る。かなりの急坂だが、ギアを一番軽くして一気に進む。さすがESCAPE、決して楽勝ではないが、思ったほどきつさを感じなかった。

遊歩道の入口に、また案内看板。これで前回来たのが正解だったと判明。自転車をここに止め、しっかり整備された遊歩道にはいる。

遊歩道入口の看板

遊歩道入口の看板

遊歩道

整備された遊歩道

遊歩道突き当たりに白帆の滝

滝までは200mほどのはず。ほんの数分歩いて遊歩道の終点。その20mほど先に滝がある。水量は少なく、ぬらす程度の流れ。滝としてのおもしろみはないが、長年の疑問が解決できて、とりあえず満足できた滝見となった。

遊歩道突き当たりに白帆の滝

すぐ白帆の滝のすがたが遠目に見える

遊歩道終点から見る白帆の滝

遊歩道終点から奥まった急斜面を落ちている

白帆の滝全景

白帆の滝全景

白帆の滝の上部

上の流れ

白帆の滝下部

下の流れ 滝つぼはない

ここまでは2008年8月16日(土)の記録から引用

白帆の滝 冬編 2007年1月の記録から

上の記録は冬に来た時の再確認でしたが、せっかくなので初めて訪れた時の記録も合わせて掲載します。この日まで白帆の滝の場所が全くわからなかったのですが、案内看板の中に「白帆の滝」の文字を見つけ探りを入れました。

案内看板に白帆の滝があった

滝野公園内にこの滝があることは知っていたが、場所等はネットで調べても情報はほとんどない。

この日アシリベツの滝までの遊歩道の帰り道、案内看板に「白帆の滝」の文字を見る。ここからだと歩いていけそうだったので、ダメ元で散策してみることにする。

掲載した地図に、渓流口駐車場からの道を赤線で記したが、今日はアシリベツの滝から駐車場に戻る途中で、滝に向かう。

急坂の途中で別沢を見つける

アシリベツの滝と鱒見の滝の分岐まで戻る。厚別川にかかる橋を渡るとすぐ歩くスキーコース。夏の間は遊歩道になっている。左は鱒見の滝へ向かう道だが、ここを右に進む。車が通れる高架を左手に見上げながら、しっかり整備された歩くスキーコースを進む。スノーシュー無しでも歩けそうだが、一応履いて歩く。

300mほど歩いただろうか?やや急な左カーブのスキーコースが、見上げていた自動車道とほぼ同じ高度になったところで、右手に沢を発見。車で走っていると、この沢は多分見つけられないであろう。沢には水の流れ、沢に沿って手すりの様なものが雪に埋もれておるのも確認できた。雪がなければ遊歩道になっているのかもしれない。

別沢をスノーシューで歩く

この沢を進んでみることにする。ただし、ここは除雪はされておらず、深い雪に覆われている。いよいよスノーシューが本領を発揮する場面がきた。沢までゆるく下ったあとは、ほとんど平坦といってよい程のゆるい上り。手すりのようなものといったのは、やはり手すりであったが、今は足元にあり手すりの用をなしていない。

200mほど進んだところで、高さ7〜8mほどの急斜面にぶつかり、遊歩道は行き止まり。斜面はほとんど雪におおわれて、一部凍っているところも見られるが、水の音がかすかに確認できた。

はたしてこの斜面を流れるのが「白帆の滝」なのであろうか?この日は確認する手だてがなかったが、案内看板の略図と、地形を考えるとこれに間違いはないように思うが・・・ 😕 。夏場は木の葉で視界がよくなさそうなので、雪解けの時期に確認してみよう。

白帆の滝が見えてきた

白帆の滝が見えてきた?

白帆の滝か?

雪に埋もれてよくわからない

ここまでは2007年1月27日(土)の記録から引用

最後に

最後にカシミールをベースに作成した滝野すずらん公園の地図を掲載しておきます。

滝野すずらん公園周辺地図

滝野すずらん公園周辺地図(2007年作成)

訪問日
2007年01月27日(土)
再訪2008年08月16日(土)



さいごまでご覧いただきありがとうございました・・・m(__)m

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